遅い時間ではあったがすぐに義両親に連絡をした。
帰ってくるはずの夫が帰って来ない事。
連絡をしてもつながらない事。
上記を伝えた上で夫から何か連絡は来ていないか尋ねてみた。
声が震え、冷汗が流れた。
何の連絡も来ていないとのことだった。
心配ではあるが夜も遅いし明日の朝まで待ってみよう。
眠れないかもしれないけれどまずはしっかり寝よう。
明日の朝、心当たりを探してみよう。
電話を切った後、再び夫に電話をした。
「お掛けになった電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないため掛かりません。」
何度掛けても繋がらない。
無機質な音声ガイダンスが流れるだけだった。
ウトウトはするものの寝付くことは出来なかった。
何度もLINEを送り、電話を掛け続け、夜が明けた。
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_302.jpg)