五箇荘に近江商人屋敷があるというので向かいました。途中で近江商人博物館の案内板があり、先にそちらに行ってみることにしました。

近江商人博物館です。

入口に「買い手によし、売り手によし、世間によし」の顔ハメ看板がありました。

三方よしは、近江商人の経営哲学の一つだそうです。言葉だけは、聞いたことはあるような気が…❓

「商売において、売り手と買い手が満足するのは当然のこと。社会に貢献できてこそ、よい商売といえる」という考え方のようです。

旧豊郷小学校は、まさに、そのことを体現したものだと思います。近いうちにブログに書こうと思います。


江戸時代、東近江地方から天秤棒を担いで、津々浦々まで行商をし、商売に励みました。

教科書に載った近江商人も何人もいたそうです。

五箇荘金堂の街並みです。

♪ 粋な黒塀 見越の松に あだ名姿の洗い髪♪

思わず口ずさんだりして…💦

近江商人屋敷に向かいました。入館は4時までで、着いたのが3時過ぎでしたので、1ヶ所、外村繁邸に入りました。又、是非、ゆっくり再訪したいと思います。

邸内では、団扇がたくさん飾られていました。

昔は、銀幕スターの団扇があったんですね。

水団扇です。

日本三大団扇です。

近江商人塚本定右衛門家の家訓。

祖翁紅売り(そおうべにうり)の図です。

夏の暑い日に、商い中に休憩していると風鈴の音を耳にした。風鈴も動いてこと、カネ(金)がナル(鳴る)と気づき、「稼がずぶらぶらしてはなりませぬ。一文銭も頼む身ならば」の言葉になったそうです。

蓄音機とレコード収納。

珍しいとパチリ。初めて見ました。

庭園には、織部灯籠が…。下にマリア様のような浮き彫りがあり、マリア灯籠とかキリシタン灯籠といわれているそうです。(先に書きましたブログに間違いがあり、修正させて頂きました。失礼しました。)

川戸(かわと)というようです。屋敷内に水路を引き込み、野菜や鍋、釜の洗い場として利用したり、淡水魚を飼ったり、防火用水としての役目も果たしていたそうです。


近江商人屋敷から、彦根駅近くのホテルに向かいました。


駅は目の前でした。

遠くに彦根城が見えました。


今回は、彦根城ではなく、佐和山城周辺を訪れます。