金城武主演のラブ・コメディ映画。ベタな少女マンガのような展開だったけど、金城君の表情のひとつひとつに胸キュン(死語!)の私でありました。内気なバイオリン奏者(金城君)と内気な翻訳家(ジジ・リョン)が出会いそうで出会わない「ああ~もうやきもきする!」っていうお話なんですが。二人に惚れた男女が出てきてお話の展開は急に目まぐるしくなり「ありえない!(爆笑)」って感じに転がっていきます。でもラストはちゃ~んと安心のハッピーなエンディング(これまた「ありえない!」展開なんだけどね。)
 金城君は『LOVERS』のような大作も、もちろんイイんだけど、私はこういう作品のときの金城君が好きだなぁ。も~うカワイイったらありゃしない! 風邪ひいて寝込んでいるときなんて、私が出前の店員だったら、やっぱ胸キュンになっちゃうよ~!!と思うキュートな金城君でしたもの! それで、あそこまでストーカーまがいの行為に及ぶのは、ちょっとどうかと思うけどね(苦笑)。
これ、原作は絵本だそうで、本屋で立ち読みしたけど、ほんわかした絵本でした。絵本の作者とそのファミリーも映画にカメオ出演していたそうです。二人が出会う公園の噴水のシーンで出てくる家族がそうです。
 しかしなぁ。ジジ・リョン。あんなに若くて可愛くて「私には素敵な人との出会いなんてナイわ」って嘆くんですけど、いやいや、それが一番「ありえない!」と思った私でしたよ。