還元にどう(銅)? | 大野みさきのブログ♪

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ペンネームMisssimこと大野みさきの何気ない日常を書き綴ったものです。ワイン輸入会社を経営しているのでビジネス、ワインのウンチク、お勧めレストランやバーの情報、お料理やお菓子、旅行、感動した事だったりと・・・・さしずめ写真日記です。

こんにちは。今日は真面目にワイン講座です。





さて、こちらは何でしょうか?

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答えは電線の中身です。そう、銅線です。太さは3mm程度でしょうか。指で簡単に曲がります。

銅線が手に入る前はこちらを⬇︎代替えで使用していました。銅製おろし器の取っ手です。

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使用方法は1、2秒浸す。どこに?何を?主語なしでは分かりにくいですね。こちらに浸します。

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グラスに注がれたワインに銅を一瞬浸すのです。



何の為に?

還元しているワインを酸化に傾ける為です。醸造段階で全てのワインは酸化に進みますが、ボトリング後は還元へと変化します。その為、古酒は還元率が高いのです。

ワインに含まれるポリフェノールやSO2亜硫酸塩が酸化を防ぎ(=酸化し)ワインは還元状態に進みます。

還元率が高いワインは、

古酒
ボトリング直後から2、3ヶ月経過したワイン
動かした直後のワイン
20°C以上で保管したワイン
遮光瓶でないワイン
シュルリーを施したワイン
色の濃い赤ワイン
自然派ワイン
10年ヴィンテージのシャンパーニュ


還元を引き起こす硫化物 sulfide (sulphide) が0.5mg/l以下が健全と言われているので、少量の含有はポジティブであり、個性があるワインとも人によっては評価されます。何物も適量が重要ですね。




硫化物と一口に言っても硫黄化合物は様々です。

二酸化硫黄(マッチを擦った時、花火の煙)
硫化水素(硫黄温泉、腐卵臭)
メルカプタン(都市ガス、漬物、腐った水)
チオール
メタンチオール(腐った玉ねぎ)
エタンチオール(有害刺激臭)
メチオノール(薄口醤油、金属、茹ブロッコリー)
硫化ジメチル(ヨード、茹カリフラワー、海苔)


銅で戻るのは還元の程度が軽い硫化水素辺りまでです。実際、蔵元でも還元されたワインを元に戻すのに空気接触や樽から樽へ移動させる時、銅製のパイプを使ったりします。


軽く還元しているワインは、

ディキャンターする
抜栓を早めて揮発を待つ

+銅を浸す

2択に是非、銅を浸すも加えてみて下さいね。10円玉でも問題はないのですが、Misssimは若干、食べ物とお金の組合せが抵抗がございます。







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