【インド旅行記 第12話】ガンジス川でバタフライ | 大野みさきのブログ♪

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ペンネームMisssimこと大野みさきの何気ない日常を書き綴ったものです。ワイン輸入会社を経営しているのでビジネス、ワインのウンチク、お勧めレストランやバーの情報、お料理やお菓子、旅行、感動した事だったりと・・・・さしずめ写真日記です。

おはようございます。いらして下さってありがとうございます。このブログはペンネームMisssimこと大野みさきの何気ない日常を書き綴ったものです。

ワイン輸入業を経営しているのでビジネスの事だったり、ワインのウンチクだったり、お勧めレストランやバーの情報だったり、お料理やお菓子だったり、旅行の事だったり、感動した事だったりと・・・・さしずめ33歳独女の写真日記です。

只今、全24話のインド旅行記をアップしています。今回は折り返し点の12話です。是非、1話から続けてご覧下さい。





【第12話】ガンジス川でバタフライ



生と死が行き交うガンジス川で沐浴をするか否かを数日間かけて悩んだ。考え抜いた結果、今を逃したら一生経験する事はないと思い、勇気を出して決断を下す。


インドという土地柄、女性一人が真冬の川にダイブし、ずぶ濡れになるのは傍から見て非常にバツが悪い。その為、バラナシで知り合った日本人男性を道連れに誘う。難なく企ては成功した。




貴重品はゲストハウスの部屋に隠した。(ベタに枕下ではない)カメラのみを持参しガンガーへ向う。徒歩10秒で階段状になっているガートの入水口に到着。



動かぬ川を目前にして怯む。そんな日本人とは対照的に、ガンジス川は口を大きく開け、静かに我々を待っていた。その佇まいは全てを呑み込む事ができてしまう可能性を秘め、余裕の気配すら感じた。




半袖のTシャツと長ズボンでいざ入水!!




水がとても冷たい。川底の砂は粒子が細かくヘドロとなっていた。足が救われそうになり履いていたサンダルを河岸に投げ捨てる。2、3歩沖に向かうとそこは奈落の底かと思えるぐらいの深みだった。足が届かないので立泳ぎを続ける。



かず君は横で何かを悟ったかのように無言で顔を洗い始めた。私は水滴の一雫たりとも顔や髪に跳ばないように最善の注意を払った。



死体と遺灰と便尿とあと何だろう、多様なものが溶け込んだこの汚水を意図的に避けた。長澤まさみは本当にここでバタフライをしたのだろうか。大腸菌やコレラ菌などの病原菌が飽和状態を超えて生息し、化学汚染も進んでいる川で顔を付けたのか実に疑わしい。




そうこうしている間にギャラリーが集まった。「わー、沐浴してるわ」と言わんばかりに写真を撮り始めるインド人と観光客。カメラ目線気味なのは照れ隠しにもほどがある。




寒さに耐え兼ね、僅か10分で出水し、宿のシャワールームに走った。床をずぶ濡れにして後で宿のオーナーにこっぴどく叱られた。



男性陣の宿のシャワーは冷水なのに対し、私の宿は最初の5分は温水。気の毒に思い、「私の部屋で浴びていいよ」と言った気前のいい自分をすぐに後悔した。



男性はパンツ一枚になれるが私はそうはいかない。服を着たままではシャワーの争奪戦は圧倒的に不利だ。一刻も早く汚水を流したいし、温水で暖も取りたい。



タイムリミットがあるので誰も一歩も譲らないではないか。彼らの辞書にレディーファーストという言葉はないのか。


Respect woman as you respect your mother!!


全ての男性に贈りたい言葉だ。




ガンガーを身近に感じることができた。親しみまで湧いてくる。この関係を恋愛で表現すると「彼との距離が縮まった」である。



決して「溺愛」でも「相思相愛」でもない。目的を成し遂げ、すっきりとした面持ちでベッドに入った。この後、身体は大丈夫なのかと一瞬、不安がよぎったが、この時点ではインドと日本、両国の医師がほほ笑みを浮かべる事になろうとは知る由もなかった。






【次回の予告】市中引き回しの刑


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笑っているけれど、水はえらく冷たい。そして臭う。ここはグッとこらえて我慢!

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暫くすると感覚は慣れてきた。私達は辺り一面の注目の的となった。





続く。



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