第5回 ワイングラスの魔法1【講義編】 | 大野みさきのブログ♪

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皆様、こんにちは。涼しさが心地良く赤ワインの美味しい季節となりました。深みとコクのある重めの赤ワインを頂きたい今日この頃ですにひひ


自社Webサイトの「ワインの豆知識のコラム」を更新しました。今回のテーマはワイングラスについてです。



第5回 ワイングラスの魔法1【講義編】

さて、ワインを飲む時になくてはならないもの。そう、ワイングラスについてです。ひと口にグラスと言っても素材(クリスタルガラス、ソーダガラス、陶器、磁器、金属、木、紙、プラスチック)や形状(ジョッキ、タンブラー、マグカップ、お猪口)など実に様々です。


グラスはボトルから口に液体を運ぶ為の「容器」というツールに過ぎませんが、このグラスこそがワインを飲むタイミングや温度と同じぐらい大切なものなのです。それではワイングラスの魔法を紐解いていきましょう。



・香りと味わいの変化

グラスにより、飲み物の香りと味わいが大きく変化します。ワインに限ったことではなく、ビール、日本酒、コーラ、緑茶、水と言った全ての飲料に使用するグラスが影響を及ぼすのです。一体どういう事でしょうか。そこにはグラスの形状と私たちの舌が関係しています。


香りはグラスのボール部分の大きさや形に左右されます。香りについては後ほど例を挙げて解説したいと思います。先ずは、味わいについてです。


味覚の感知には舌が重要な役割を担っています。舌の上には舌乳頭と呼ばれる突起があり、そこに味を感知する器官である「味蕾」が集まっています。


人間の舌には約7500~10000個もの味蕾があると言われており、舌の先端が甘味、奥が苦味、サイドが酸味をよく感知するようになっています。(下図参照)

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・クープ型とフルート型の比較

ここでシャンパーニュグラスを例に挙げて香りと味わいがどのように異なるかを見てみましょう。


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シャンパーニュグラスには平べったいクープ型(上図6)と細長いフルート型(上図5)があります。グラスはその形状により液体が口腔内に入る時の傾度が異なります。クープ型だとさほど顎を傾けなくてもワインは頂けます。一方、フルート型は形状から傾きを大きくしないと液体が口まで達しません。液体が舌のどこに接地してどのような幅で喉奥に流れるかによって味わいが大きく変わってくるのです。


クープ型は空気と液体の接地面が大きく、香りは広く立ちますが、一瞬で逃げてしまいます。流れ込んだ液体は舌の中央からワイドに広がり喉元まで達します。


反対にフルート型は先がすぼまっているので香りはやや控えめです。グラスと顎を傾けると液体は甘味を感じる舌先に導かれ舌の中央を直線的に流れます。同じ液体でもグラスにより香りも味わいも全く違います。


百聞は一見に如かず。どのような変化がなされるかは是非、実際にご家庭の色々なグラスを使って体感してみて下さい。


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ワインの豆知識



【バックナンバー】
第1回 ワイン保存の5か条 
第2回 ワインを楽しむ7つのポイント 
第3回 適温を知り1番美味しい時に飲む
第4回 ワインを美味しく楽しむ順番
第5回 ワイングラスの魔法⑴【講義編】



続編の「第6回 ワイングラスの魔法2【実践編】」ではグラス選びの基本とワインのタイプ別にその魅力を引き出す魔法のグラスをご紹介しています。明日のブログにアップしますねキスマーク