かつてのロシア領土国が独立を果たし、紛争で民族の衝突を繰り返してきた地域です。そこがどんな国々なのか、どんな人が住んでいるか自身の目で確認したくなり、誕生日の3日前に東欧周遊計画を思い立ち決行に移しました
31歳になった誕生日の当日、ルフトハンザ航空にてセルビアの首都ベオグラードに向かいました。初めての土地で待ち受けるであろう何かに冒険心がかき立てられます
ホテルに着くと日が暮れ19時を回っていました。今夜のディーナーはベオグラードのダウンタウンにあるОРАЧ(ORACH)です。ローカルピープルで混み合っていました
ワインはご当地セルビアのシャルドネをチョイス。辛口のシンプルな味わいです。
前菜は郷土料理のキャベツの酢漬けです。
切り方が異なるだけであっていわゆるドイツのザウワークラウト、フランスのシュークルートと同様です
主菜はキャットフィッシュのグリルです。
淡白な白身魚にガーリックハーブのオイルソースをかけます。セルビアは内陸国なのにお魚の鮮度がいいのには驚きました。鮮生食品の技術と物流の賜物でしょうか
苦しいぐらい食べて1500円未満のお会計でした。物価の高いパリのレストランなら最低でも35€はしそうですね。
夜のダウンタウンを歩いていたら突如ライトアップされた巨大な建造物が現れました
建設中の教会です。外観からは建設中だとはわかりませんでしたが、閉った教会に侵入しようとしていたら建築担当者に出くわし中を見せて頂くこととなりました時刻は20時半、夜の教会見学です
地下の礼拝堂も見せて頂きました。完成にはまだまだ歳月がかかりそうです
ホテルに戻るとケーキを片手にスタッフが"Happy Birthday"と笑顔で迎えてくれました
チェックインの最中に今日は誕生日だと申し出たMisssim。その後、初めて訪れる異国でバースデーをひとりで向かえる心境を事細かに聞かれました。
自由がきく独身の内に沢山の旅行をして楽しんでいるだけですが、もしかしたら寂しい人と思われたかもしれません。それでもいいんです。限られた独身時代を自由に出来るのも今だけなんですから
その後、このサプライズです。メッセージ付きのヌテラのケーキ2口でギブアップしてしまうほど甘い、甘いケーキです。
彼のホスピタリティに感激しました。
ありがとう、ダルコ
ケーキは苦手だけど貴方の気遣いはとても嬉しかったわ
31歳になったMisssimことMisaki(本名は大野みさきと申します)をこれからも宜しくお願いします