ミス日本酒(Miss Sake)のブログ

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みなさま、こんにちは!

2014 Miss SAKEの森田真衣です。

新年最初の祭は「どんと祭はだか参り」です。

今回は宮城県塩竈市にある塩竃神社にて毎年行われるどんと祭に参加させていただきました。

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どんと祭は東北地方に多い小正月の行事で、正月の飾り松を燃やしその火にあたると無病息災、家内安全のご利益が得られると言われています。

宮城県のどんと祭では、小正月の前日にはだか参りがあります。

私が生まれ育った街にははだか参りという文化がないため、どのようなものかと調べていくと宮城どんと祭のはだか参りは南部杜氏が始めたものという記載が。

新年の「お祭りと日本酒」のレポートにまさにふさわしいお祭りだと思い参加させていただきました。

宮城県の一ノ蔵さまがはだか参りをされるということを伺ったので体験をさせていただくことになりました。

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このはだか参りは白装束で参拝します。
男性は白のさらしをまき、白のハチマキをしわらじを履いて参拝します。


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女性は法被を羽織ることが許されています。

はだか参りの始まりは南部杜氏なので、本来なら女性は参加しなかったお祭りだと思います。
しかし塩釜のはだか参りは女性や小さな子どもまで実に幅広い世代が参加していました。

そもそもこのはだか参りは仙台市にある大崎八幡宮へ天賞酒造さまがはだか参りをしたのが始まりと言われています。
お酒造りの最盛期となるこの時期に醸造安全、吟醸祈願のために参拝しました。


一ノ蔵の鈴木社長曰く「この時期になり、昔は美味しいお酒ができるように最後は神様に頼むしかなかったんです」とおっしゃっていました。

大崎八幡宮で始まったはだか参りが宮城県内に広まり、いくつかの地域ではだか参りが行われるようになりました。


仙台と塩釜の大きな違いは、仙台は「含み紙」と言われる和紙をくわえて提灯と鈴をもって歩いて参拝します。含み紙は神様に息をかけないためや私語を慎むために口にくわえると言われています。
ここ塩釜では、含み紙はなくしかも駆け足で走り抜けていきます。
そして「ワッショイ!ワッショイ!」ととても威勢の良いかけ声を掛け合いながら街中を進んでいきます。

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かけ声と鈴の音が交ざり合いとてもにぎやかでした!

一ノ蔵さまの鈴木社長の以前の蔵である「勝来蔵」の跡地を出発し、「福釜正宗」跡地を通り、「浦霞」の前へ。
そこでは佐浦社長が寒い中、出迎えてくださいました!

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その後は、塩釜神社の麓にある「阿部勘」さんを通りました。
市内に酒蔵が数件あり、その前を全て通って塩釜神社に向かいます。


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かつては酒蔵の前を通る度に蔵がお酒をあおり、そのお酒を飲んでベロベロになりながらはだか参りが行われていたようです。
お酒を飲む度に勢いがつき尚更威勢のいいはだか参りになっていたのでしょうね。

今は飲酒運転防止のためにもお酒を振る舞うことはなくなりました。



さて、出発してから約20分ほどで塩竃神社に到着いたしました!

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ここ塩竃神社は、桜の名所とも言われ春は多くの人で賑わいます。
国の天然記念物の「塩竈桜」があり、色々な種類の桜が植えられているため長い期間桜を楽しむことができます。
東北開拓の守護神と言われ、歴史上の人物も大切にされてきた神社です。

ひとつの山全体が神社になっているため長い階段を一段一段踏みしめて登っていきます。
江戸時代から変わっていない石段は高さが微妙に違い、ひとつずつの石に歴史を感じました。

そして遠くからモクモクと煙が見えていたのですが、それはどんと祭のお焚き上げの煙です。
この炎のまわりを一周まわり走り抜けていきます。

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無病息災、家内安全ということもあり本当に多くの方がこの炎にあたっていました。
はだか参りをしている私たちは炎に一番近いところを走り抜けていきます。
本当に熱いくらいでした!


お焚き上げのご利益をいただいたら、全体が社殿の前に揃います。
複数の団体が参加しており、総勢300名弱がそろいました。

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ここで本殿に参拝いたします。
はだか参りのクライマックスのとても大切な瞬間です。
しっかりと醸造安全、美酒祈願をいたしました。

その際にお神酒が配られました。

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その後は塩竃神社境内に複数ある社殿を巡ります。

ちゃんとひとつひとつ巡っていく様子で、この塩竃神社がこの街の方々にとってどれほど大切にされてきた神社なのが実感しました。

一通り参拝が終わった後に、山を下り出発地点に戻ります。

最後の最後に日本酒をいただき、お札をいただきました。

去年は雪がちらつき、痛いほど寒かったようですがそれに比べ今年はとても穏やかな天候でした。

はじめ、本塩釜駅についた瞬間の寒さから無事に最後まで参加できるのか不安でしたが、さらしをまき終わるころにはしっかりと気合いが入り、外にでてもそこまで寒く感じませんでした。


日本文化の象徴である日本酒を醸す蔵人がどのような想いでこの参拝をはじめたのか。
その本質的な部分を考えると、このはだか参りは日本酒に対する姿勢の現れだと思いました。

蔵がまとまって参拝することで全体の士気が上がりより良い日本酒ができるのかもしれません。

今回体験をさせていただけて本当に嬉しく思います。
暖かいコートを着ながらこのどんと祭はだか参りをレポートしても、この祭の魅力はわからなかったと思います。

こころよく受け入れてくださった株式会社一ノ蔵の鈴木整社長には心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございます!



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