私がビートルズと出会ったのは、15才の夏です。

もちろんビートルズ世代ではありません。

その頃流行っていたのは「吉川晃司」「チェッカーズ」

「杉山清貴&オメガトライブ」などでした。

 

あるクラスメイトが1本の「カセットテープ」(昭和w)を

貸してくれたのが最初です。

その中には初期のビートルズのラヴソングが入ってました。

「Love Me Do」

「She Loves You」

「Please Please Me」

「I've Just Seen A Face」 

「All My Loving」 …などでした。

 

CMなどで中途半端には聴いたことはありましたけど

ちゃんと聴いたのは初めてです。

 

今まで聴いたことのない

シンプルでストレートでリズミカル、

ハーモニーが素敵でパワーのある音楽。

洋楽なのに、すんなりと耳に頭に心に入り込んで、

すっかり虜になってしまいました。

 

カセットを返した後、どうしてもビートルズの音楽が聴きたくて

仕方ない私は、当時おこづかいもそんなになくて、

レコードも買えず、どうしたかというと…。

 

毎朝新聞の番組欄を隅から隅まで「ビートルズ」の文字を探し

テレビやラジオでかかることを確認したら

テレビは深夜でなければ見て、ラジオならカセットを用意し、

田舎なので電波状況もよくないのですけど

テープに録った音質の悪いビートルズの曲を夢中で聴いてました。

楽に聴けた音楽と違って、ビートルズ飢餓状態 ww の私にとっては

ものすごい勢いで集中し、吸収したと感じています。

 

実は当時レコードは3枚しか持っていませんでした。

「Please Please Me」と「Help」と「Let It Be」。

他の曲は全てテレビ、ラジオ、借りて録音したカセットで

聴きました。それでもほとんどの曲を聴いていると思います。

 

多感な時期にビートルズに出会う。

こんな幸運なことはありません。

私の中には常にビートルズの居場所があり、

普段は他のアーチストの音楽を聴いたり、

ライブに行ったりしているわけですけど。

時々何かのきっかけでまたビートルズを聴きたくなり、

繰り返し聴く私がいるわけです。

 

幸運なことに今度 ポールマッカートニーの来日公演に

行けることになりました。(これが最後のライブかも)

行けることが決定した金曜から、あんまり熟睡できていません。

嬉しさのあまり、ベッドに入っても上手く眠ることが出来なくてw

まあ幸せな「睡眠不足」とでもいいましょうか (笑)

 

いつかビートルズの曲をギターで弾いてみたいものです。

 

最後に…。

 

ビートルズに出会えてほんとに良かった。ありがとう。

 

-おわり-