イギリス学生に、飲酒寮は適量ですかと聞いたなら、

きっと彼らの適量は、しこたま飲むことでしょうね。。。。。。。



おととし学生寮に住んでいた私は、イギリスの伝統的な?学生寮対抗の試合をよく観戦してました。


サッカーとか、テニスまでは予想が付いたのですが、


とあるレースは行くまで、何のレースかわからず、観戦後とっても後悔したのを覚えています。


毎年恒例学生寮対抗試合。


Stevo(私のいた寮)は54年連続優勝!

と、張り紙がしてあったので、これは見に行かなくては!と思い会場のテニスコートへ。


それは、本格的に寒くなり始めた11月の夜のことです。


この寒い中、何をするのかと思えば。。。。。。。


テニスコートに並んでいたのは。。。。。。。。。


なんだこれは!!!! どぉぉぉぉぉん!!!

違う角度から、もう一枚!


ビールだぁっ!  どぉぉぉぉぉぉん!!!


大量のビール!ビール!ビール!

何パイントあるのか友達と数えたのですが、ちょっとわかりませんでした。


ルールは簡単で、どの寮がこのビールを先に飲み干すことができるのか!


(ちなみに、これがひとつの寮に割り当てられたビール)


寮ごとに数人(人数覚えてないんでごめんなさい。たぶん10数人?やったはず。)のメンバーが選ばれ、


そのチームの中には、必ず女子が2人含まれていないといけない ようで、


どの寮のチームにも女子が含まれておりました。


一人当たり5パインとのビールを一気飲みするというこのゲーム。。。。。。。


過酷です。


さすがに、一気に5パインとも飲めば、死亡者も出るでしょうから、


一人が1パイント飲むと、選手交代して次の人が、1パイント飲むんルールになっています。


5パインと(2リットル強)飲むわけですから、もちろん参加者の皆様のおなかの中はレース前は


空。


すきっ腹に、ビール5パイントですよ!!!!


危険です!!!


でも、周りには、学生のみで、医療関係者も救急車も見当たらない。。。。。


急性アル中で倒れやしないかと、心配なわたし。。。。。


レースが始まりました。


みんな必死で、


飲む!


飲む!


飲む!


そして、飲み終わったらチームの列の後ろにまわり、順番を待つのです。



はじめの2パイントぐらいまでは、さすがイギリス人、へっちゃらそうなんですが、


3パイントめあたりから、ペースも落ちてきます。


でも、なかなかのペースで飲み干して、また列の後ろに戻り、チームメイトを応援するのかと思いきや!?


飲んだビールを、そこらへんに

(以後、カメラを構えていた私も一気にとる気がうせることが。。。。。)

(食事中の方は注意!)









吐く!


吐く!

 


吐く!

 


吐く!

 


吐く!


次の人も、次の人も、どのチームもそこらへんに飲んだはずのビールを


吐く!


吐く!



吐く!


飲んだビールを吐かなくてはいけないルールでもあるのでしょうか。。。。。。


なぜか、ビールを吐くための大きなポリバケツまで、


よく探してみればチームの列の後ろにおいてある。。。。。。


ここまで来ると、飲んだらすぐに私たち観客の前で、吐く人まで出る始末。


この状況を描写する言葉はただひとつ。。。。。。。


DISGUSTING!!!


この様子を見てるうちにこっちも気持ち悪くなってきます。。。。。。。


やっと、うちの寮が最後のビールを飲み干し、


うちの寮の連続優勝とこのDISGUSTINGな状況から抜け出せると思った瞬間!!!


次は、ビールが





飛んでくる!


飛んでくる!


飛んでくる!





負けたチームのビールが飲み干されるわけでもなく、


観客めがけて




飛んでくる!


飛んでくる!


飛んでくる!



ぎきゃぁあぁぁぁぁぁぁぁ


と声にならない声を出しながら、やっとの思い出寮に帰ってきました。。。。。。


なんか、ようわからん対抗試合には観戦に行くべきではないです。。。。。


気持ち悪い思いをして帰ってきただけでした。。。。。。。。


戦いのあと ←戦いの後。非常に不快極まりない