時間は誰にでも平等にあるはずなのに、
「時間がない」だなんて言ってしまう。
やることがたくさんあったり、
スケジュールがいっぱいになってしまったり、
無理して何かをこなそうとしてしまう。
日々色々な役割をこなす私たちにとって、
こういうことは珍しくないでしょう。
忙しい時は、
どうしてもなんでも雑になりがち。
仕事でも対人でも、
そして自分自身に対しても。
「バタバタしてしまって」
って表現、よく聞きませんか?
無意識に使っていませんか?
私はこの表現がどうも気になる。
バタバタ走るバタコさんなの?
(バタコさん=アンパンマンに出てくるキャラクター。
♪バタバタ走るよ~バタコさん♪
って歌にも出てきます。)
それとも鳥なの?
私が音に敏感だというのもありますが、
その「バタバタ」というサウンドと共に、
慌ただしさとかとっちらかった様とか、
雑さとかを感じてしまうのです。
そんな意味で言っているわけではないと、
百も承知です。
ただ、私の受け取るイメージです。
忙しいのは仕方ない、
でもだからといって
相手や自分や仕事を
ぞんざいに扱っていいかというと、
Yesなわけがない。
そういう時に無意識のうちに
ミスや失敗を引き寄せることがあります。
バタバタが
自分にかける呪いの言葉に
ならないよう、気をつけて。
バタバタはバタバタを
引き寄せる。
なので、忙しい、自分の容量オーバーだと感じたら、
まずはそれを認識するようにしています。
そしてスローダウン。
呼吸や動作をゆっくりするように、
心がけます。
そしてあえて
自分だけの時間を確保するようにしています。
忙しいとは、心を亡くすと漢字は成り立っており、
よく言ったものです。
心あらずの状態になってしまうのです。
つとめてそうしないと、
時間はあっという間に流れていくし、
自分のことを後回しにしてしまう。
自分の人生に一番大切な存在なのは
自分なのに。
あえて、時間を自分だけのために使う。
忙しい時にこそ。
ゆったりと、優雅に、
豊かな気持ちが生まれ、
心に余裕ができるし、
何よりも気分転換になるのです。
最近は私もだいぶスケジュールを詰め込んだり、
無理したりはしなくなりましたが、
(何しろ低燃料で生きるがモットーですから。)
以前は、これはやばい!と思った時は、
思い立って自宅近所のネイルサロンに行き、
マニキュア&ペディキュアそして
眉毛ワックスまでしてもらい、
マッサージチェアに座って、
コーヒーもごちそうになって
綺麗になって、すっきりさっぱりして、
というのをやっていました。
(仕事の早いネイルサロンだったので、
これ全部でも1時間くらいで完了。)
ゆったりしてみると、
忙しさに自分で自分を縛り付けていたことに気づきます。
なにしろバタバタしている様子は
はたからみて美しくない。
昭和の時代のサラリーマンでもないのだから、
そんなにあくせくしなくても良いはず。
ちょっとだけでも、
スローダウンしたり、
自分の時間をあえて持ったりすると、
精神が健全になると思います。
健全なのは良いことですから。
アメリカに住んでいると、
子どもが複数いると習い事や学校の送迎に、
それはもう大忙しの時もあるわけです。
日本のように、
自転車やバスを使って一人でスポーツや習い事に
行ってもらえたらどんなに楽でしょう。
まあ、そんなこと言ってられない時も、
ありますよね。
世の中のお母さんたち、お父さんたち、
みなさん、おつかれさまです。
MissMiki
77神井 真名、柊八雲、他75人
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