一般的には、(宇宙の動きと関係のないグレゴリオ暦では)
一年の終わりは大晦日で、
お正月から新年が始まります。
この時期にゆく年を振り返り、
くる年に思いを馳せるということは、
小学校時代からの習慣みたいなもので、
自然にそういうモードになってくる。
ほら、今年の反省とか、新年の抱負を書き初めに表すとか、
冬休みの宿題にもあったよね。
(私の父はそういう伝統的な正しいことが好きだったから、
元旦には姉妹でぴしっと正装させられ、
いつもは使わないとなりの和室に姿勢を正して座らされ、
「今年の目標を言ってみなさい。」
なんて、真顔で問われていた子ども時代を過ごしたものでした、、、、。)
なので、本当は太陽が春分点に来る時が(春分の日)、
新しい年の始まりだというのが自然の摂理にかなっていると思うものの、
また、目標も立てず、振り返ることもしないようにしてした時期が長かったので、
あえて私も振り返ってみるよ、2017年。
私の2017年は、「自分への回帰の序章」
いて座の私は本来「 ここではない遠いところ」
に思いをはせるところがあります。
何だかんだと、理由や制限に甘んじて、
全然旅をしていませんでした。
(夏休みの一時帰国とその時の家族旅行は別)
でも、今年は!!
考えてみたら、色々なところに旅していたではないか。
1.セドナへの旅
2.南仏プロヴァンス~パリの旅
3.広島ー滋賀ー京都 新幹線を乗り継ぎ、神社をめぐる旅
この旅をきっかけに、自分がもっと自分らしく返っていった行った気がする。
それは「手放し」そして「委ねる」旅でもあった。
セドナの旅は、春分のころ。
平日の三日間、子どもは夫に預け、
仕事は有休を取って、女友達三人で出かけた。
私がいなくても全ては回るのだ。
フランスへの旅は、妹のウェディングツアーを兼ねて。
何もかもすべて家族にお任せ。
今まで旅行の手配、旅程すべて私が担当だったけど、
今回はただ行くだけの気楽な旅だった。
(ヴェルサイユに行くのだけ、地下鉄と電車を乗り継ぎ、私が調べて行ったけど。
ああ、これも楽しかった。)
そして日本では、ひとり新幹線に乗って新横浜から広島まで行き、
宮島で厳島神社を参拝しながら、一日好きなように過ごした。
一人旅というものをしたのは、実はこれが初めてだったかもしれない。
この旅も行きたいスポットだけ押さえておいて、あとはノープラン。
帰りに京都で友達と落ち合って、そこから京都散策を楽しんだ。
かに座の季節、水がたくさん周りにあるような旅だった。
遠くへ行くと活性する。
もっともっと遠くへ、知らない場所へ行ってみたい。
私の遠い場所への思いは、置き火のように、
実はいつも私の内にあったのを思い出した。
本来とても楽観的で軽やかな私が、
そうあるべき姿に戻っていく、そんな序章を感じさせる年だった。
とくに太陽がさそり座からいて座に移ったあのころ、
そして土星がいて座を去ったあの時!
がらっとエネルギーの変化が起きたのがわかりました。
これからやってくる新しい年に、ようこそ!
と軽やかにお迎えしたいような、
そんな晴れ晴れとした年末です。