「誰かがあなたの右の頬を打つなら左の頬を向けなさい」

人を復讐してはいけない。
敵を愛し自分を迫害するもののために祈りなさい。
これこそが本当の強い心、というべきでしょうか。
理想主義の僕にとってはこの発想に憧れを抱かざるを得ません。

弱者に対してとことん優しいイエス。
弱者に手厳しいユダヤ教から信者をごっそり持っていけたのも納得です。
基本的に宗教とは権力の争いですが、キリスト教のような敵を愛する教えを皆が持っていれば宗教による戦争はなくなるのかなと思いました。

Mr.Childrenの楽曲「羊、吠える」のこの歌詞。
「殴られたならもう片一方の頬を差し出すように潔く生きれたならどんなにか素敵だろう」
ふと思い出して懐かしい気持ちになりました。