こんにちは。
五島 莉絵(ごとうりえ)です。
「時間を忘れて夢中になった！」
こんな表現をすることがあります。
スポーツや芸術、手工芸など
ひとは何かに夢中になっている時
時間の経過や周りの状況など
一切忘れ、
「そのことだけ」に意識が向いて
没入の状態になることがあります。
スポーツ選手が「ゾーンに入った」という表現をしますが、これもフロー体験です。
そして、
これは特別なひとだけに起こることではありません。
あなたにも思い当たることが
あると思います。
「気づいたら、あっという間に時間がたっていた…」
わたしは最近、ジャズ体操のクラスに通い始めたました。
音楽に合わせて
先生が振り付けする動きで体を動かします。
ダンスのようですが、
毎回、違う振り付けなので、
先生の動きをじっと見ながら
自分も同じ動きをするために
ものすごく集中します。
途中で何か他のことを考えたりすると
途端に集中が途切れ動けなくなってしまいます。
自分の姿も周りの方のことも気になりません。
そして
この忘我の状態が
本当に幸せなのです。
まさに「フロー体験」なのだと
実感しました。
以前は
アクアビクスのクラスに参加していましたが、
コロナ生活で
それがなくなってしまい
気分がすっきりしないと感じていたところでした。
ただ健康のためにしていたことが
「フロー体験」であって、
〈わたしの幸福感の元〉になってくれていたのだと
今回のことで気付きました。
以前楽しんでいたことが
コロナ禍のために
なくなってしまったという方や
「好きなこと」が見つからないという方も
昔、夢中になったことを思い出して
書き出してみてください。
その中にヒントが隠されています。
一度だけだったけれど…
ものすごく楽しかった…
そんな記憶の中に閉じ込められている経験を
思い出し、
もう一度チャレンジすることをお薦めします。
「フロー体験」は
あなたをストレスから開放して
幸福感で満たしてくれる
素晴らしい時間です。
この頃、気分が落ち込んでいるという方。
それは
「新しいフロー体験」を発見するための
格好の機会なのだと気がついてくださいね！
