こんにちは。

五島 莉絵(ごとうりえ)です。

(名前が変わりました。よろしくお願いいたします)


昨夕、本当に久しぶりに近所を

走ってみました。

何という爽快感!!

走ることは、

たぶん30年ぶり位になると思います。


きっかけは、

〈ストレス脳〉というこの本を

読んだことでした。




         アンデシュ・ハンセン 著

         新潮新書 1.100円(税込)



精神科医である著者が長年に渡り

研究してきた

人が不安を感じるメカニズムや

心地よい気分を得るためにできること

など、


このコロナの時代に

知っておくと心が楽になる知識が

得られます。


この本の最後の方に書かれている

「幸福感は持続するものではない」

という一文は、

「いつも、幸せを感じていたい」という願望を

持つひとにとっては、

少しがっかりさせられる脳の働きですが、


同時に、

運動することで

うつや不安を遠ざけることができるとも

書かれています。


これを読んで

私は30年前の経験を思い出しました。


その頃、毎日走っていた私は

仕事の終業時間が近づくと

「今日も走りに行かれる!」という

わくわく感で満たされたものでした。


走ることは

苦しそうで

わくわく感と結びつくとは

全く想像もしていませんでしたが、


数日走ってみると

もうやめられないと感じたのは、

「脳の働き」だったと納得しました。



コロナの中で、

体を動かさないために鬱々としてしまう方も多いと思います。


ご自身の

「身体が動きたがっている!」

という感覚を感じたら


そのボディからのサインをを逃さず、

何か始めてみることが


自分らしく幸せでいるためのひとつの鍵なのだと改めて感じます。


幸福感は持続するものではないという

知識は得たものの、


ランニングの後の

満足感や達成感は


紛れもなく

幸福感そのものでした。