こんにちは。

五嶋 奏です。


イライラや怒りなどの負の感情に対して

「解毒剤になるのは美です」


これは、

京都・両足院 副住職の

伊藤東凌さんが


女性誌エクラ8月号の

イライラの対処法について書かれた特集の中で述べていらっしゃる言葉です。


頭や心の中に美しい景色があれば、

ネガティブな感情に流されにくくなる、とも

仰っています。



空が青いだけで、心が明るくなる時、

春の桜や秋の紅葉に歩みを止めてしまう瞬間、

澄んだ川の流れに魅入ってしまう時間…


私たちは無意識のうちに


身近な自然や四季の変化の美しさに

心を癒やされ

負の感情を流してもらっていたのだと

改めて気付きます。



〈美しいと感じる感性〉は、


人という種が生存し、

遺伝子を残し続けるために

必要とされて


DNAの中に何代にも渡って残されてきた


生きて行くために欠かすことのできない

重要な感覚なのかもしれない


そんなロマンティックな想像まで

してしまいます。