インドとか、瞑想とか・・・

３月7日のおとめ座満月の日に

「気まぐれトーク♪第４８１号」を

配信したのですが、

いろいろ反響をいただきましたので

ブログにも転載します。

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このところ、私の知人や友人が何人も
「インド」というキーワードを発しています。

ついこの間まではイスラエルだったのに（^^;）

つらつらと自分の足取りを振り返ると、
そういえば、私も今の活動の原点は
「インド」にあったことを思い出しました。

時は１９９０年、OLになって４年目。

身体を壊して、絶不調だったころ、
いろんな本や雑誌を読みあさって
見つけたのがインドの瞑想法でした。

おもしろそうだと思って

大阪センターを探すと
なんと務めている会社から

２つ隣の駅にありました。

説明会に参加した後、
１週間のプログラムで学んだのが
ヒマラヤのヨギが伝統的に
伝えてきたという瞑想法でした。

顕在意識、眠りの意識、潜在意識、
さらにその奥にある宇宙意識に触れるという
その瞑想法を学んだことで

人生観が一変しました。

人が生きる目的は「魂の進化」と
「幸せになること」だと教わりました。

人生とは苦しんで修業するものであり、
また自分は運が悪いと思い込んでいたのですが

なんだか十字架を下ろす許可を

もらったように感じて
心がとても軽くなりました。

さらに、感性のアンテナというか
センサーがとても敏感になったので
美味しいお店を見つけるのにとても便利。

まずいお店は「入ったらあきまへんえ～

」と
のれんが、はためく感じがするのです。

また、厨房の調理人の心が荒んでいると
ヘンな味がすると感じたりします。

一時期は敏感になりすぎて
人込みに出るのが

億劫になることもありました。

そして瞑想を学んでから、
何が一番、楽しかったかというと
シンクロニシティが起こりやすくなった、
ということです。

駅のホームに上がれば、

すーっと電車がやって来る。

たとえ事故で遅延して

ダイヤが乱れていたとしても、
私にとっては好都合でしかない。

「あの人、どうしてるかな」と思ったら
急に電話がかかってきたりする。

極めつけは、努めていた部署の人事や
長年にわたって懸案事項だったことが
数か月でだーーーーっと

片付いてしまいました

困ったちゃんな同僚は

他の支店に移動になり、
できるツワモノが移動してきて

部署が活性化し、

あっというまに私の職場は
平和で調和的な部署に

生まれ変わっていました。

そこで私は何をしていたかというと
びゅんびゅんと目まぐるしく変わる景色を
ただ眺めていたに過ぎず・・・、

でも、当時の課長さんは
「何でこんなに大変なことが一気に起きるんだ！｝と
大汗をかいて対処していらっしゃいました（笑）

瞑想、おそるべし。

宇宙意識、おそるべし。

瞑想を実践する人間が一人いるだけで、
フロアは一気に浄化が進んでしまったのです。

そんなこんながありながら、
私は精神世界の旅人になり、
チャネラーとして活動することになりました。

時は流れて１９９８年の５月。
カリフォルニアのマウントシャスタに行きました。

今でこそ有名なパワースポットですが
当時、日本人で初めて

観光バスを仕立てて訪れたのが
私が参加したツアーの一団だったそうです。

そこに「ゴールデンボウ」という
スピリチュアルな本やグッズを

扱うお店がありました。

私はそのお店の壁に飾られていた、
一枚のモノクロの写真に、目を奪われました。

髪の長い、柔和な笑顔の男性の写真でした。
もしかしたら女性なのかも思うほどに
その笑顔は慈愛と慈悲に満ちていました。、

その時、私は直観的に悟ったのです。

「今、ここに至るまで、

　私を指導してくださったのは
　このお方だったのだ」

壁に貼られた写真の前で号泣する私を見て、

店主の旦那さんが、

ニコニコと近づいてきました。

「君はこの人を知っているの？」

「はい、会ったことはないけれど、
　この方は私の先生だと思います」

「そうですか、では二階へ、どうぞ。」

お店の２階は

セッションルームになっていました。

その部屋のあちこちに、
ふくよかで髪の長い男性の写真が
何枚も飾られていました。

「１階にあるあの写真はね、
ラストスマイルという有名な写真なんです。
亡くなる数時間前の笑顔の写真です。
彼の名は、

パラマハンサ・ヨガナンダといいます。

彼が伝えたメッセージは

愛と平和でした。

インドからアメリカに渡り、

ヨガや瞑想を教えた偉大なヨギです。

彼のラストスマイルの写真だけは

あげられないけれど、
彼の若い頃の写真がここにあります。

どれでもいいから、１枚、好きなものを
あなたに差し上げますよ」

意外なご主人の言葉に、

私は何度も御礼を言って
若かりし頃のヨガナンダジの写真を一枚、
いただいて帰りました。

精悍な顔つきで、

若武者のような表情でした。
一番、精力的に活動されていた当時の

お写真だと思います。

奇跡は、その夜に起こりました。

いただいた写真をコテージの暖炉の前で
妹と一緒に見ていると、声が聞こえてきました。

「やっと、あなたは私を見つけましたね」

私の目から、ポロポロとまた涙がこぼれてきました。

と同時に、写真の中のヨガナンダジの目が
うるうるとなって、頬に涙が流れていきました。