「兵は拙速を聞くも、いまだ功の久しきを賭けざるなり」

短期戦に出て成功した例は聞いても、長期戦に持ち込んで成功した例を聞か
ない。
長期戦になれば、たとえ勝ったとしても、第三者に漁夫の利をさらわれる危
険性が常に付きまとう。
もし戦うなら、体力をすり減らさず、あっという間に終わらせるしかないの
は自明の理。


これをFXに当てはめると、相場の流れは短期的には読むことができるが、長
期的にはどちらの方向に進むか読みにくい。

短期的であれば、局地戦で一気に資金をつぎ込み、一気に引き上げ利益を上
げることができるが、長期戦になると資金のつぎ込み方もトレンドが読めな
いためアバウトになってしまう。

また損きりをせずに待っていると長期では1-10円ほどのマイナスポジション
を持ってしまうようなこともある。

このように体力をすり減らしたところで、撤退する。

そして第三者(相場を見守っていた、動きを読んでいた短期筋)に一気に切
り返され利益を奪われてしまう。

私がスイング、中期投資をしていたときがそうであった。

利益を伸ばそうと長く大きく持っていることがあったが、そのプラスであれ
、マイナスであれ持っているという心理的負担がすごく大きく心身ともに疲
れる。

そしてどちらの場合もやれやれと思って手仕舞いすると一気に反対方向に行
ってしまう。

これで資産をすべて失った・・・。

やはり天才戦略家も短期決戦を主戦としていたということであれば、スキャ
ルピングは間違った投資手法ではないといえる。


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