期待値がプラスのトレードを淡々と行い続ければ、
ドローダウンはするが、右肩上がりに利益はつみあがっていく。
実際にトレードを行っていると
言うのは簡単で実行するのは難しいとわかる。
バックテストを行い、成績がどんなに優秀なシステムトレードであっても
ドローダウンがないシステムトレードはない。
不確実性の相場の世界で、確実なものなど存在しないからだ。
ドローダウン最中は、勝率が著しく下がり、そのため、システムトレード・
トレードルールに疑問をもってしまう。
特に「この場面でロングエントリーはないだろう」というときにサインが出るときがある。
それで見送ってしまうと、サインどおり、相場が動く。
「しまった、のりおくれた」と思って、おそおそながらエントリーしてしまえばいいが、
大抵は指をくわえてあがり続けるチャートを見続けるだけになる。
この1トレードを見逃すことで、これまでドローダウンしていた成績が、一気に
プラスになるケースもあり、そうなれば、期待値がプラスのトレードシステム・ルールは、
崩壊してしまう。
私のトレード経験で、一番仕込みづらいのは、値ごろ感を持ってしまうときである。
ドル円なんかで、
サインは「ショート方向にしこめ!」と出ているのだが、
短時間で80Pipsも下がっており、しかも節目の100円なんかのとき、
「さすがにここは止まるだろう。」と思い無視してしまうと、あれよあれよと
節目を割り込み、一気に下げていくことがある。
こういうことがあるから、システムどおり行かない。
こういった場面で、感情をはさまずに、マシーンのように淡々とトレードをする
必要がある。
或いは、そうできるように心を強く持つ必要がある。
今後の大きな課題である。
規律とトレーダー 相場心理分析入門 (ウィザードブックシリーズ)/マーク・ダグラス

¥2,940
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