フォロワーシップ・マネジメントが求められる時代。
といっても昔から構造は変わっていないのですが、より求められるようになったといった方が正しいでしょうか。
かつての指示だけ出して進捗管理することで結果の出た時代は終わっています。
何故ならば結果を出すために必要とされる能力が格段に高くなっているからです。
単にやれば結果が出た時代から、結果を出すためには複雑に絡んだ糸を解す必要があったりと結果を出すのが難しくなっており、管理者やマネジメント層に就くレベルの人がフォローしなければ前に進まないことが増えています。
もっとも能力不足の管理者やマネージャーではその役割は果たせないため、現場の責任ということでトカゲの尻尾を切られる始末。
こうなると完全に悪循環です。要領だけが良い人、組織にしがみつこうとする人だけが残る集団では結果は出ません。
適材適所ができないのであれば組織としての機能は果たせないため、組織である必要性はないのですが、そういう組織がごまんとあるのも実態です。
何とかなりませんかね?と言って何とかなるなら苦労はありませんので、現実に真摯に向き合い、課題を一つ一つクリアにしていくことが必要です。
一気に全てを解決する魔法のようなことはありません。
全て地道にやること、但し、やるべきことをやるということは忘れないようにしておくことは重要です。