人は千差万別だから面白いものです。
人が同じ考えにならないことを悩むのは時間の無駄です。
そもそも人の性格や考え方は、生まれもって持っているものや生活環境により形成されるもので、一人として全く同じということは無い、「違うことが前提」のものです。
という前提の中で、進むべきベクトル、外せない軸だけ合えば御の字と考える方が良いのではないかと考えています。
実際に「何でこの人たちがここに集まっているの?」というくらいバラバラのプロジェクトチームも見かけます。
それでもプロが数名集まれば一応は動いてそこそこの結果は出すものです。それがビジネスという環境におけるプロのプロたる所以なのかもしれません。
そんな感じのことが多い気がします。
「解散」ということを負の面だけで捉えていると泥沼にはまります。
そもそも軸が違うのは根本での勘違い、ベクトルが合わないのは目指したい方向が違うのだから、無理に合わせようとすれば、普通に考えれば破綻するだけということは誰でもわかります。
でも、自分が当事者になると夢を見てしまうもののようです。その夢は叶いませんが。
志を持ち、想いの旗を掲げ、かつ自らが率先して先頭で旗を振り続けていれば、近しい人たちは自然に寄って来るものです。
寄ってきた後に扉を叩いてくれるかどうか、踏み込んでくれるかどうかはまた別の話ですが、道なき道を走り続ける覚悟と実行が伴えば道は開かれます。
運とタイミングを引き寄せる事も必要になりますが、そのためには、皆が無理をしない環境にすることからでしょうか。
愉しそうにしていれば人は寄ってきます。