起業して社員雇用している人のことを尊敬する。
会社で起こることの全責任、社員や社員の家族の
人生まで背負うのだから。
組織における全責任、他人の人生を背負うということは
相応の覚悟がないとできないことだ。
そんなあらゆる責任を一手に担う代表取締役と
ある意味そこまで認識していない他の取締役に
意識の差があるのは組織においては当然と言えば当然。
更に役員と雇用関係にある社員の意識に差があるのも必然。
ここはよく勘違いする人がいるが、
決して代取と平取(トップとその他)、
役員と社員、更に言うなら管理職と一般社員は
本質的に同じ意識にはならない
(なったように振る舞う人はいるが同じではない)。
近くはなるかもしれないが同じになるというのは幻想だ。
でもその意識の差を認識できない危険な意識のギャップが
生まれるのも組織ではよくあること。
ここを認識しているだけで組織は意外にスムーズに
回るのだが、スムーズな組織はほとんど見たことがない・・・
それが世の中の実態。
裏を返すと、至極普通のことをやるだけでも
とてもよい組織になる可能性があるということでもある。
まぁ、当事者になるとそんなこと言っていられなくなるのだろう。
将来、自分で事業をやるとしても今の意識レベルの
ままだったら個人事業主の器かな・・・
今は家族の人生を背負うだけでいっぱいいっぱいだ(苦笑)
最も身近な組織体、家族株式会社也。