怒り(私憤)は人を遠ざけ、最後は自らの身を滅ぼす。
一方、義憤は持たねば筋が通らないこともある。
この義憤には多くの味方を生み出す一方で多くの敵をも生み出す。
よって覚悟は必要だ。
この「私」と「義」の違いをしっかりと認識しておかないといけないのだが、怒りとは「私」の利害から生まれることがほとんどである。
そのため、多くの人は私憤を義憤と勘違いする。
その勘違いには誤解も加わり雪だるま式に膨れ上がるため、結果的に収拾がつかない状況になり、関係が破綻する。
人には許容できることとできないこと、許容できる範囲(限界)というものもあり、人によりレベルは異なるので、人間関係においては気をつけておかねばならない。
すべては人間関係次第でもある。
一時の怒りで身を滅ぼさないよう感情のコントロールを意識していこう。
普段?怒りを表さない人程、対応には気をつけた方が良い。