運が悪いと言っている人は日頃の言動にも問題がある。
愚痴や不平不満、感情的な言動が目につく人は総じて運が悪い。
そして、あたかも悲劇のヒロインであるがごとく振る舞うから、新たな不運がやってくる。
まぁ、そういう人は自分に原因があると思わず、必ず周りの人や環境のせいにするから一生変わらないのだが。
もっとも、他人から見れば運が悪いと思われることでも、本人がそのことは悪いことではなく、自分自身にとっては良いこと、必要なことと認識している場合は話は別だ。
自らの糧とすることで成長していくのだから、単に不平不満を言っている人と全く違った結果に行き着く。
要は同じこと、同じ環境にいたとしても、意識の持ち方や取り組み姿勢で結果は変えられるし、運も引き寄せられるということだ。
そうは言いつつも、理不尽なことだ我慢ならないと感じることがあることも現実。
その思いはどこかで消化させつつ、常に前を向いて歩んでいくことが重要だ。
不思議なもので、ひとつクリアすると次には多少山の高い課題が目の前に出てくる。
徐々に(自然に)クリアできる課題の山が高くなっていく。
そういう役割を担うためにこの世に生まれたと考えれば、単に役割を果たすまでともいう。
物事は考え方次第で運を悪くもすれば良くもするものであることを忘れずにいたい。