新しい指標が出てきたかと思えば直ぐに広告としてお金のやり取りで数字が操作できる時代。
本来、ソーシャルメディアはそういう使い方をするものてはないのだが、本質的な話は抜きに資本の論理でスパム的な数値の積み上げが行われていく。
まぁ、それで担当者を評価する組織側の意識の低さが大きな問題でもあるが、組織のブランドを簡単に考えている節もあるのだろう。
メディア側は、より客観的な指標を打ち出しつつもメディアとしての運営維持のために広告も開発する。
若干の自己矛盾もあるだろうが、最後はそのメディア、ツールを使う側の人の意識やスタンスの問題でもあるのだろう。
さまざまなソーシャルメディアツールを目的に応じて適切に活用していくことが、組織には求められてくる。
組織に限らず、個人でも地域の活動でもしかりだ。
包丁と同じで、優秀な料理人に使わせれば素晴らしい料理を創り出すが、凶器として使おうとしている人に使わせたら人の命を奪う武器にしかならない。
ソーシャルメディアツールも目的なく何となくの流れだけで使っていると火傷をする。
便利になればなるほどリテラシーや目的意識を持つことが重要になることを肝に銘じておこう。