組織と社員・社会の関係 | missingmass

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とあるメルマガネタを表現を変えて書いてみる。

組織のために社員がいる。
社員や社会のために組織があるのではない。

組織のために社員がいるのではない。
社員や社会のために組織がある。

立場が違えば視点も違う。

自分がその組織の運営する立場なのか
組織に属する、もしくはサービスを享受する立場なのかで
どちらも正しいように見えてしまいそうな言葉である。

が、前者の考え方は組織運営上、長くは続かない。
組織としては長く存在し続けるかもしれないが
その組織のために動こうという社員や顧客は育たない。

後者は、組織運営者から見ると綺麗事に見えるが
実は、組織運営の本質をついていることだ。

当然、いきなり成果が出ることは無いのだが、
長期的には間違いなく後者の方が社会に必要とされ
素晴らしいメンバーが集う組織となる。

そんなこと言ったって運転資金が無くなれば意味も無いよ
ということを言う人もいるだろうし、運営上はある意味正しい。

その組織の社会的存在意義、価値があるのかどうか?
という観点を加えないならば・・・という但し書きは必要だろう。

組織を継続的に運営するためには必要な経費もある。
そのことを考えなくても良いということではなく、
社会に必要とされるサービスを提供しながら
いかに適正な利益を上げられるだけの質を担保するか。

そのために必要な人材に対して
どのようなスタンスで臨むかということが重要になってくる。

鶏と卵の話になってしまいそうだが
どちらが先でもやるべきことは変わらない。