名プレーヤー、必ずしも名マネージャーにあらず | missingmass

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よくプロ野球の名プレーヤーが監督になり期待外れになることがあるが
そもそもがイコールの関係ではないことを勘違いしている。

選ばれた人的に素質としてイコールになる人もいるがほんの一握りだ。

ビジネスの世界になると更に厳しくなる。

よくあるのがスーパー営業マンをマネジャーにして失敗するパターン。

スーパー営業マンは基本一匹狼で一癖、二癖ある人が多い。

マネジメントはチームプレイが多いが、チームプレイが
あまり得意ではないスーパー営業マンが苦戦するのは当然の結果だ。

人にもよるが、スーパーマンたる人は相手にも同等のパフォーマンスを
求めることが多いようだが、そりゃかなりの確率で無理が生じる。

自分が出来るのに何故?・・・と自分中心で物事を考えるからだ。

稀にそんな無茶ぶりをささっとこなしてしまうブレーンがいるが
そのコンビネーションがあって初めて歯車が周り出す。

一歩引いてそこが見られるかどうかが一つの鍵だ。


単純に名プレーヤーだから名マネージャーになるだろうという
思い込みを捨てて、客観的にその人の特性を見極められると
世の中の嫌な軋轢の多くが解消すると思う今日この頃。

人は難しい。