概念と概念の狭間 | StressfulAngel

概念と概念の狭間

狐鈴
「本日は私が結界について話したいと思います
最近では結界というとゲームのなどの影響もありバリアなどのように捕らえられていますが
実際はバリアというのは結界の一面に過ぎず実際には物理的、非物理的問わず概念と概念の差異に生じる『世界と世界の結び目』の事を全て含めて結界と呼称します
夜の学校に忍び込むと仮定しましょう
まず、学校には外壁があり夜ならば門が閉ざされ侵入者を拒みます
これが学校の物理的結界
次に明かりがほとんど消され昼間に比べて恐怖を感じやすい気配
さらに不法進入と言う法律
これらが非物理的結界
この大まかに例に挙げた夜の学校に作用する結界で
隔てる概念は外界(学校の外)と内界(学校の敷地内)です
これらの効果は結界全般がそうであるように個人差があり
外壁は身体能力の低いものには効果が高く高いものには低い
恐怖は臆病なものほど効果が高く冷静なものほど効果が低い
同じように法律も倫理の高いもの低いもので効果に差異が生じ
この結果学校は三重の結界が存在すると言うことになります
結界の効果の面白いところは結界の設置者の力量よりもその結界を踏み越えようとする人物の能力により効果が大きく上下する点です
例えば宗教的に聖地とされている森ならばその宗教の信者などにはその森を『聖地』という踏み込むことを躊躇う空間に変えますが、旅人などの知らない人間にはただの森として感じることが出来ず結界は効果を成しません
このように結界とは、私たちの身近に存在しうる概念でありゲームなどで用いられる『目に見える光の壁が町を包み込んでいる』見た目にも判りやすい非現実的なものではないのです
実はこれは人間同士の関係にも適用されるのですが、それはリクエストがあるか機会がありましたらという事にさせてもらます
では皆様、次の夜までさようなら・・・・・・」