私の世界と君の世界
虚夢
「狐鈴、お前にはこの林檎は何色に見える?」
狐鈴
「私には紅色に見えますが・・・
まさか、青林檎や梨をペンキで塗ったりはしてませんよね?」
虚夢
「いくらなんでもそんな下らない悪戯はせんよ
とりあえず紅色・・・赤色の系統に見えることには間違いないな?」
狐鈴
「妙な仕掛けが無い限り間違いないと思いますが
それがどうかしたのですか?」
虚夢
「お前は何をもって赤を赤であると認識している?
苛烈な火イメージか?それとも暖かな太陽か?
そのイメージに合致するのなら赤という名称でなくても構わないのだな?」
狐鈴
「意味がいまいち理解しかねますね・・・・・・
つまり私が赤だと認識している色は赤では無いと言いたいのですか?」
虚夢
「いや、赤は赤で間違いないのだが私が見ている世界とお前が見ている世界、果たしてそれは同じものだろうか?という話だ
私達はこの色は赤であると教わる事ににより、その色を赤だと認識している
つまり、私達自身が感じた結果で赤と感じているのではなく周囲の情報に併せた結果その色を赤と呼んでいるに過ぎない
周囲の環境が違えば呼び名が変わるのがいい例だな
レッド、ルージュなど同じ言葉という共通の世界を共有しあわない者同士では同じ色を指しながら名称が変わる
逆に言えば同じ世界を共通しあえば見えている物が違えども同じ名称で認識しあうということだ」
狐鈴
「まだ、意味が理解し難いですね・・・・・・」
虚夢
「そうだな・・・・・・
眼球で世界の色を認識していると仮定してみよう
実際は違うのだが話を理解しやすくするために仮定だ
○△◇
これが私の認識している色だとする
○△◇
これがお前の見えている色だと仮定しよう」
狐鈴
「○の認識がマスターですと赤ですが私ですと青ですね
他の色も全て違いますね」
虚夢
「さて、ここからが問題だ
私と狐鈴の眼球を取り替えたとしよう
そうなると、私が赤と感じていた○が青に狐鈴が感じていた○が赤に変わるわけだ
そなると、私の世界では太陽が青く向日葵は真っ赤に、海は黄色の水溜りに感じるようになる
狐鈴の世界も滅茶苦茶だ」
狐鈴
「確かにそれは凄まじい世界ですね・・・
まさしく狂気の世界に感じるでしょう」
虚夢
「だが、映像を受信することが可能な以上、絶対に発信している大元の世界が存在しているはずだ
詳しくは知らないがイデアと仮称されてる世界で私たちが認識している世界はそれの影であるという事らしい
真なる世界・・・見てみたいものだな」
狐鈴
「見た際に狂わないと良いのですがね・・・
さて、これにて終幕と致しましょう
では皆様、次の夜までさようなら・・・・・・」
「狐鈴、お前にはこの林檎は何色に見える?」
狐鈴
「私には紅色に見えますが・・・
まさか、青林檎や梨をペンキで塗ったりはしてませんよね?」
虚夢
「いくらなんでもそんな下らない悪戯はせんよ
とりあえず紅色・・・赤色の系統に見えることには間違いないな?」
狐鈴
「妙な仕掛けが無い限り間違いないと思いますが
それがどうかしたのですか?」
虚夢
「お前は何をもって赤を赤であると認識している?
苛烈な火イメージか?それとも暖かな太陽か?
そのイメージに合致するのなら赤という名称でなくても構わないのだな?」
狐鈴
「意味がいまいち理解しかねますね・・・・・・
つまり私が赤だと認識している色は赤では無いと言いたいのですか?」
虚夢
「いや、赤は赤で間違いないのだが私が見ている世界とお前が見ている世界、果たしてそれは同じものだろうか?という話だ
私達はこの色は赤であると教わる事ににより、その色を赤だと認識している
つまり、私達自身が感じた結果で赤と感じているのではなく周囲の情報に併せた結果その色を赤と呼んでいるに過ぎない
周囲の環境が違えば呼び名が変わるのがいい例だな
レッド、ルージュなど同じ言葉という共通の世界を共有しあわない者同士では同じ色を指しながら名称が変わる
逆に言えば同じ世界を共通しあえば見えている物が違えども同じ名称で認識しあうということだ」
狐鈴
「まだ、意味が理解し難いですね・・・・・・」
虚夢
「そうだな・・・・・・
眼球で世界の色を認識していると仮定してみよう
実際は違うのだが話を理解しやすくするために仮定だ
○△◇
これが私の認識している色だとする
○△◇
これがお前の見えている色だと仮定しよう」
狐鈴
「○の認識がマスターですと赤ですが私ですと青ですね
他の色も全て違いますね」
虚夢
「さて、ここからが問題だ
私と狐鈴の眼球を取り替えたとしよう
そうなると、私が赤と感じていた○が青に狐鈴が感じていた○が赤に変わるわけだ
そなると、私の世界では太陽が青く向日葵は真っ赤に、海は黄色の水溜りに感じるようになる
狐鈴の世界も滅茶苦茶だ」
狐鈴
「確かにそれは凄まじい世界ですね・・・
まさしく狂気の世界に感じるでしょう」
虚夢
「だが、映像を受信することが可能な以上、絶対に発信している大元の世界が存在しているはずだ
詳しくは知らないがイデアと仮称されてる世界で私たちが認識している世界はそれの影であるという事らしい
真なる世界・・・見てみたいものだな」
狐鈴
「見た際に狂わないと良いのですがね・・・
さて、これにて終幕と致しましょう
では皆様、次の夜までさようなら・・・・・・」