照葉ゆらめく季節ふと周りを見てみればいつの間にか鮮やかに色ずく自然時のうつろいの早さに驚く自分がいたパレットの上に自由に混ざりあう絵の具のように乱れ色づく木々ひらりといち枚私の目の前を舞い落ちるひらりひらり散り際の最後の命を燃やすように肌寒い、でもまだ夏の熱を秘めた風が色葉をはためかせ落ち葉を舞いあげる不思議な空間秋の匂いおれんじの匂いその中に少しずつ歩み寄る長い長い冬の予感多くの生き物が眠りにつく忙しい時はらはらと葉を落とす樹に「お休み」と呟いた