窓一枚で隔たれた世界 | As long as I live...

As long as I live...

*旧ブログ名:The sky where I am
日々思ったことを気まぐれに書きます。私は何をしたいのか・・・どこへ行きたいのか・・・不安定なこの時代,自分とは何か。を見つけていきたい。


時計もない囚人部屋のような病室にひとり

私は空っぽな心で外を見ていた


外は穏やかな空

芝生が広がる大地



それはガラス一枚で隔たれた世界



静かな病室に

時折聞こえる誰かの叫び声

毎日毎日義務的に動く病院内

食べたくもないのに出てくる食事

のみたくないのにのまされる薬

勝手に除きに来る看護師の見廻り

そんな毎日に私はうんざりしていた


鋭利な刃物も、紐も取り上げられた何もない部屋

ならいっそ壁に頭ぶつけて死んでやろうか

タオルで首を締め付けようか

頭をめぐる反抗心



そんな毎日の私の心を癒したのは

毎日同じ場所に来ては飛行機を飛ばす男の人

飛行機は高く上がっては回転する

自由に空高く

地面に降下してはまた飛んでいく


ガラスの向こうの自由な世界


飛行機を飛ばす男の人は、空を飛びたいと夢を見ているんだろうか

その気持ちを飛行機に託しているのだろうか

私は時間も忘れて見ていた

そして誓った

私もいつか、ここを出て自由になる

監禁されてしか生き延びれない自分を捨てて

自由になっても自分で立っていられるようになる