こんにちは。三毛猫ミーコのお茶目なカフェ日和でございます。昨日はついに、ユーミン「THE JOURNEY」ツアーの最終日。私は、新横浜から新幹線に乗り、名古屋へ。
ライブ会場の日本ガイシホールから、宿泊先のホテルに戻ってきて、ライブ楽曲をアプリで再生しながら、ブログを書いています。
忘れないうちにね。
この日のために、iPhoneのMusicでも聴けるように、普段あまり使用しないMacBookに楽曲のCDを夜な夜なコピーし、iPhoneと同期を取れるよう設定をしていたんです。
時間かかるし、意外と地味な作業で。
ポッドキャストでユーミンのうそラジオのアーカイブを聴きながら。
昔、深夜にやっていたユーミンのオールナイトニッポンの放送を聴いているみたいだったな。
今回のツアーのセトリは、荒井由実の曲から、定番の曲、比較的最近の曲まで、幅広くカバーされていて。
後半は、殆ど、ユーミン万歳!の3枚組CDを予習しておけばOK、みたいな。
こんなことをしなくても、楽曲はDLして音源買えば良いんですけど。
折角、CD、大体揃っているのもあって、そのプロセスを楽しんでいた訳であります。
平成の頃はまだ、その作業をカセットテープとかMDとかでやっていて、快く一緒に行ってくれるユーミンファンじゃなかった友達に、予習だからって、半ば強引に渡したりしていましたけどね
私の世代は、ユーミンファン、あまり多くないんです。
令和の時代は、随分と変わったなぁと、しみじみ感じるのであります。
さて、前置きが長くなりましたが。
存分に、千秋楽を楽しんで参りました。
今回のツアー最終日の印象を一言で言うと、感動しすぎて、何て言えば良いのか。
来ているお客さん、皆、明るいなぁと思いました。
ノリが良すぎ!
東京は割と、クールなんです。最終日も盛り上がったけど、若干、落ち着いているというか。
キャパは、日本ガイシホールは収容1万人位で、ステージとの距離が近いです。
代々木はもっと広いのですが、今日のホールはアットホームでした。
拍手はもちろん、声援も口笛も多かったな。
ありがとうございました~とか、長いフレーズを大声で丁寧に言ってる声が聞こえてきたり!
知っていたら歌ってね!ってユーミンが言わなくても、楽曲「守ってあげたい」とか、「航海日誌」でお客さん、既に皆歌ってるし。
早いって
東京は、歌って!って言わないと、歌わない、というか、大人しく聴いているんだよね、きっと。
席についたとき、私は荷物の整理をしていて、フリクラが背もたれのところにおいてあるんですけど、フリクラのことが二の次になっていて。
後ろの方が、「フリクラやらないの?」って、教えてくださって。
「ありがとうございます!」って、お返事をして。
親切に教えてくれたのか、ツッコミなのか、分からないけど。
そしたら、程なくして、それを、私だけでなく、私の隣の方にも同じように声をかけていらしたので、やっぱ、これはツッコミかもね!
面白い!と思った瞬間でした。
そして、今回のライブで気づいた点、まずは、小田原豊さんのドラム。
あれは、4分なら3拍目にドンと大きいリズム打ちが響くように、叩かれている。
小田原豊さんのことが気になって、今月、動画を色々と見ていたのですが、レベッカのmaybe tomorrowを彷彿とさせる、良い響きでした。
レベッカはカラオケで歌ったりして知っていたけど、少し上の世代が聴いていたかな。その頃は、まだ私はお子ちゃまだったのです。
流石だなぁ。格好良かった!癖になる。また聴きに行きたいです。
次に、佐々木詩織さんのパーカッションが、いい感じに盛り上げているなぁと。
CDでは聴くことの出来ない響きで、ライブならではなのです。
波の音を表現するのに、ウインドチャイムと、あと何だろう。ウッドの何かの音。マラカスとか、色々、小物が際立っていました。
このような演出は大事ですね。
楽器隊&コーラス隊の皆さんは何でもやるから、本当、すごい。別のツアーで、踊りまでやられていたので、オールマイティーでびっくりした。
何でもやるって大変だけれど、きっと、音楽好きにはたまらなく面白い役割なんだと思います。
あと、楽曲「LOVE WARS」で、拳を上げるように客席に向かって、アーティストさんが盛り上げていくのですが、ギターの遠山さん&ベースの浜崎さんは、拳を上げるも、すぐに曲に入らなくてはならなくて、楽器構えて。なんか忙しそうだなぁって思って見ていました。
ギター&ベースは私の席からは遠くて、あまり良く見えなかったのですが、とにかく格好良いんです。
そう言えば、ナイナイの週刊ミュージックという番組で、11月の代々木公演で収録があって、岡村さんが本番前に龍に乗せてもらっていたんだけど、その龍を見ると何か岡村さんを思い出しちゃうんです。可笑しくて。
似合っているというか。
アーティストも、アクターも、そして、アンコールでのユーミンの衣装も、皆ブルーのデニムで、ステージ衣装にも統一感が出ていて格好いいなぁと思いました。
アクターの皆さん、お姫様抱っこして、ロープに捕まって、高いところで回転するとか、大車輪で回転するとか、頭をステージにつけて、逆立ちしてクルクル回るとか、松明持って踊るとか、ユーミン担ぐとか、人間離れした技をたくさん繰り広げられていて、圧巻でした。
舞台照明もフリクラで鮮やかだし、レーザー光線も、イルカは宙に舞うし、何でもありのステージで、何度見ても圧倒されます。
私は、代々木3回、名古屋1回、計4回、行きました。
今回、A席だったのですが、一番見えたかも。
コーラス隊の後ろ姿が見渡せた2階席の前から4列目でした。もちろん、見えづらい時もありましたが、ユーミンも歌いに来てくれるし、皆で手を振ったりして、代々木よりもステージに近くて、良かったなぁと。
普段は座席として開放しない見えづらいと言われるエリアを、特別に今回、追加で販売する、ということだったのです。
そのイベンターのサンデーフォークプロモーションさんの粋なはからい、良かったです!
で、儲かったかな?
ユーミンも、そして、他の出演者、スタッフも皆、感極まっていて、メンバー紹介後に抱き合っていて、胸が熱くなりました。最後の最後の公演じゃないとなかなか見れるものでは無いし、名古屋に来て良かったなぁと思いました。
メンバー紹介の時に、音楽監督の武部さんの名前をフルネームで、ユーミンが強調するようにゆっくり読み上げたのですが、今までと違うなぁと思って。
で、トリプルコールに進んで、ユーミンだけがまず登場して、ここで、武部さんが出てこなくて、あれっ?と思って。そして、何故か、スタッフがピアノの席に、椅子を追加で用意しているのが気になって。
そしたら、「ユーミンと共に50年を歩んできた松任谷正隆を・・・」って、お話がユーミンからあって、旦那さんが登場して。
もう、びっくりしすぎて、会場はザワザワザワザワしていて。
「もう一度、入場料、取っちゃおうかなぁ!」とか、ユーミン、また冗談言うし
旦那さんが登場するなり、ハグをして、ひっそりと静まり返ったところで、「卒業写真」のイントロがピアノ伴奏で始まりました。
JAZZYなアレンジで素敵でしたし、いつも武部さんの伴奏しか聴いたことがなかったので、新鮮でした。
きっと、企画はしていたんだろうなぁ。
正隆さんはどういうアレンジにするか、考えがきっとあったのだと思う。
舞台袖で、アーティスト、アクターの皆さんも、暖かく見守っていらっしゃって。
あ~、終わっちゃうんだぁという淋しい思いはあったけれど、ユーミンが、まだやれそうだから、戻ってくるからって、言ってくれたので、嬉しくなりました。
ライブでこれだけの楽曲を歌って、踊って、人間離れしているんじゃないかと思われるユーミンですが、地道に自宅でストレッチをしたりと、コツコツと努力をされているそうです。
ユーミンは、50年やってきて、こんなに盛り上がったファイナルは初めてですって、ユーミン自身も感動されていました。
お客さん、盛り上げたもんね!
DJ団野さんによるユーミン楽曲のMIX、素敵でした~
長々と書いてしまいましたが、ライブの状況、伝わりましたでしょうか。
終わってしまって、何て儚いんだろうって、思います。
もう2度と、「THE JOURNEY」をライブで見ることが出来ないのです。
もう既に、「THE JOURNEY」ツアーロス
私は今、ユーミンの楽曲を身近に感じておきたいと思って、ピアノでコードの弾き歌いを練習しているのですが、なかなか奥が深い、コードの響きで、何小節か弾いただけでもライブを思い出して、うるっとしてしまいます
ユーミンマジックは、コードにあり、と思いました
昨日も最初の曲が始まった途端、勝手に涙が出るもんだから…。
泣きすぎて、今も目が腫れぼったい。
涙と笑いとそして、サプライズのあった、盛りだくさんのライブを、年の締めくくりに観ることが出来て、本当に良かったです。
ユーミン、正隆さん、出演者、スタッフの皆様、そして会場の皆様、ありがとうございました!
それでは、今日はこの辺で