週刊よしみ

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主に港区界隈の美味しいスポットについて書いています。


~お知らせ~
2019年夏、" Awa Lover "をオープンしました。今後シャンパーニュに関することはこちらをベースに発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!
https://www.awalover.jp/
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ご無沙汰しています!色々と環境の変化があり、なんと3年ぶりの投稿です!

 

コロナ時代に突入し、おとなしくせざるをえない息苦しい日々が続いていましたが、やっと外食やイベントを自然な形で楽しめるようになってきて肩の力が抜けてきたところです。

先日は、今年7月に「東京ガーデンテラス紀尾井町」にオープンして気になっていたペルー発ガストロノミー「MAZ(マス)」へ訪問してきました。

※レストランに入ると目の前にペルーの未知なる食材がずらり!一つ一つ解説してくださいます。

2022年の「世界のベストレストラン50」で2位に輝いたペルーの「Central(セントラル)」のシェフ、ヴィルヒリオ・マルティネスがディレクターを務める、今注目のレストラン!

※コースの一部(冷たい海 エビ - イカ - キュウリ)

MAZのメニューには、食材の産地ではなく、標高が書かれているのが特長!

世界を垂直に見た、縦の視点で構成されたコースに、新たな価値観を発見し、今までにない食体験を楽しめました。久しぶりに海外旅行した気分です。

※コースの一部(海霧 タコ - 海ブドウ - スピルリナ)

そんな特別な場所に、特別なシャンパーニュを持ち込みさせていただきました。「PAUL DANGIN & Fils(ポール・ダンジャン・エ・フィス)」の最上級キュヴェ「CUVEE PRESTIGE 2015」です。

「PAUL DANGIN & Fils」は、「BOLLINGER」や「MUMM」、「Moet & Chandon」といった名だたるグランメゾンにブドウを提供していたブドウ栽培家のDangin(ダンジャン)家のPaul Dangin(ポール・ダンジャン)氏が1947年に設立したシャンパーニュメゾン。“英国王室御用達”の称号をもつシャンパーニュメゾンの中で唯一の”家族経営”のメゾンと言われています。

大手メゾンが集中するReims(ランス)から離れた南寄りの地域、Celles-sur-Ource(セル・シュール・ウルス)を拠点にしています。特にピノ・ノワールの品質の高さに定評がある地域です。

この「CUVEE PRESTIGE 2015」は、最良の年に、最良の畑に育つ最良のブドウを使った、「PAUL DANGIN & Fils」が誇るトップキュヴェ!

2015年に収穫されたブドウの中から、最上のピノ・ノワールとシャルドネのみを選別。約1億5千年前のジュラ期後期の地層・キンメリジャン土壌が広がる畑の中で最上の区画にある、樹齢50年以上の古樹のブドウのみが使用されています。

アルコール発酵が自然に終了するまでは全て酵母とブドウの自然の力に任せるなど、人為的な介入を最小限に抑えることで、この地のテロワールと古樹のブドウ本来の力を引き出しているのも特長。

約12か月以上熟成したベースワインを瓶内二次発酵し、地下カーヴで60か月の熟成。

2015ヴィンテージのセパージュは、ピノ・ノワール50%、シャルドネ 50%。ピノ・ノワールのほどよい果実味とシャルドネの酸のバランスが均衡に取れているため、均等のブレンドに至ったのだそう。

ファーストアタックのピノ・ノワールのエレガントな果実味とシャルドネの心地よい酸味が印象的!喉にひっかかる要素がなく、きめ細やかな泡とともにいつまでも飲んでいられるシャンパーニュ。複雑味がありつつ、ブドウ本来の生命力をストレートに感じられる、滋味深い味わいに感動しました。

ペルーの斬新なお料理の興奮と、この懐の深いシャンパーニュの安心感と。自分なりに緩急をつけながら堪能したディナーでした。

この特別なシャンパーニュ、日本に入荷するのが年間わずか1,000本なのだそう!

数に限りがあるため、購入できるのは月に1回(毎月60本)の抽選販売のみという幻のシャンパーニュです。

抽選は、こちらから申し込みができるので、気になる方はぜひチェックを!
https://bit.ly/3MPngxX

ゴールドの高級感あるエチケットが目を引く、アンティークジュエリーのようなボトルも魅力で、特別な日にふさわしいシャンパーニュです。

PAUL DANGIN & Fils「CUVEE PRESTIGE 2015」
参考価格40,000円(税込44,000円)
https://bit.ly/3rZATkn

 

※10月27日(木)〜10月31日(月)に伊勢丹新宿店 本館6階 催物場で開催されるシャンパーニュの祭典「ノエル・ア・ラ・モード」では特別に販売されるそうです!


MAZ
https://maztokyo.jp/


ペアリングのワインなど、「MAZ」の食体験について詳しくはまた追って書きたいと思います!

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もう師走ですね!今年は、生牡蠣よりもカキフライや牡蠣料理に感動することの方が多かった気がします。(生牡蠣食べ過ぎのせいもあるのかもしれませんが...笑)
中でもこの一年、最も圧倒されたのが、牡蠣と肉の究極のコラボ"かきにくがとう"です。先日、縁あって会員制のこの会の幹事をさせてもらいました。"牡蠣の人"ゲンさん、ご参加いただいた大好きなメンバー、にくがとうの皆さま、ありがとうございます!
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人形町の大人気焼肉店「にくがとう」と、世界一カキに詳しい男、ゲンさんがタッグを組んだ贅沢すぎるコースを繰り広げる会!ゲンさんのこれまでの活躍の集大成と言ってもいいほどの内容。

{71164FCA-245A-4045-B20C-62492000703E}「にくがとう」の2Fの個室で開催されました。
16人限定の牡蠣×肉のコース。
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4時間飲み放題で、冷蔵庫にあるビールやワインをセルフサービスで楽しむスタイル。持ち込みも自由です。ワイン、ビールのグラス、お猪口、泡用のグラスが揃っていて嬉しい。
{2FA25538-C271-49E2-9829-6490F61D6456}私はよくまとめ買いするロゼシャンパーニュ"TSARINE(ツァリーヌ)"を持ち込みました。味わいはもちろん、シャンデリアのように美しいボトルが大好きなのです。

 

{14EDD9E6-3B02-4ED9-95ED-34108D57A18C}にくがとうの平川さんによるエンターテイナーのような解説とともに最初に登場したのは、「牡蠣と和牛のウニキャビアのせ」と「和牛と牡蠣の納豆」!これは、興奮しないわけにはいきません。

 

スプーンのまま一口でいただきます。

{FF8386CC-42D4-4482-B3BE-7D4571E6C854}旨味爆弾の連続!最初から濃すぎて背徳感すら覚えましたが、次もまたすごい。

 

{0EB95B60-B830-4729-8D05-76BF2F0FA42F}「牡蠣と和牛の押し寿司」!
口の中が肉と牡蠣の旨味でいっぱいになる幸せ。

 

{2CDDDD8D-7288-4C24-90FC-9546AC966B9E}お次は「生牡蠣のマリナード」。お肉の存在感も強いコースの流れのため、生牡蠣そのままでいただくよりもスムーズに口の中でとろけました。
 
{FD830A85-00D7-4F29-ACE3-32973243E0FC}他のどんなお料理よりも身体に染み渡ったのはこちら、「にくがとうの秘密のポタージュ(牡蠣と和牛のエキス)」。

牡蠣が一体どれだけ入っているのかわからないほど濃厚で滋味深いスープ。これ、二日酔いの朝に飲んだらすごく効きそう!毎日食べたいです。

{32E104D3-C61E-422A-8A8D-A85A7428D761}ここで、メインの焼肉が登場!

 

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{CFEEB788-F881-4277-B31B-FF6FAD622A90}厚切りの特上タンとは牡蠣コンフィレモンマリネ、厚切りのハツとはタスマニア産牡蠣マスタードと合わせていただきます。いちいち全てが抜かりなく美味しい。

 

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{8A275FF8-35D8-4896-BCEE-341B93802E34}「カキ肉焼きロール」は特製牡蠣ソースとともに。牡蠣を肉で巻く食べ方は、自分でもよくやりますが、いつものとはやはり全然違う!旨味がハンパないです。
 
{B3D5D49F-2458-465A-8124-6F4ACD6E5BB4}お口直しに「赤ワインとベリーと烏龍のシャーベット」をはさんでから出てきたのは「牡蠣のセモリナ揚げ 和牛タルタルソース」。

ここでだいぶお腹いっぱいなってきてしまいましたが、通常ならこれだけでもメインになるようなお料理。和牛タルタルソースがソースの次元じゃない(笑)!肉料理のような和牛の存在感に圧倒されました。

 

{2F04D77F-A885-4D92-A65B-2274DFB44827}「和牛イチボのサウナロースト 牡蠣としめじのクリーム煮 マデラソース」も立派なメイン級の一品。これは、ワインが止まりません。

 

{BDCCFD5D-C7A4-4C40-84D2-F0A1289424DE}終盤は、名物のカキ肉しゃぶロール!

雪降り和牛サーロインの大きさ。。。みなさん驚いていました。フェイスタオル並み!

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一口じゃ飲み込めないボリュームでした!
{6B27E2D2-32E2-41E0-BEF4-71A1295A9098}この後さらに、北海道産八雲豚と牡蠣だしでしゃぶしゃぶが続きました。

 

{AA601141-785A-48A1-9C88-3B8E88E2F4B5}お楽しみの締め料理は、「おじや」と「牡蠣とトリュフのクリームリゾット」。
{9F4BE538-DC93-41FF-BAE9-2C4BBACF6338}トリュフに牡蠣に、好き尽くしすぎて、こんなにわがままでいいんですか?と言いたくなってしまうリゾット。

 

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デザートは牡蠣チョコ入りの「にくがとう秘密のモナカ」。

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身体に牡蠣が染み渡りすぎて、逆にチョコに牡蠣が入っていることに気付かず(笑)。

 
3時間半かけて牡蠣×肉の、夢のような料理をいただくディープな会。最初から最後まで大興奮でした!大好きな身内的メンバーのため、幹事だけどリラックスモードで過ごせたハッピーな時間。さらに牡蠣によって幸せホルモンが分泌されすぎたせいか、途中からだいぶ眠くなってしまいました(笑)。こんなの珍しい。美味しくて幸せな時間をありがとうございました!
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この「かきにくがとう」のコースを一緒に味わってみたい方、ご連絡いただけたらと思います!次回開催する際に、お知らせいたします。
会費は12000円です。(月1000円づつ貯めれば1年に1回"かきにく"れるがコンセプトのようです)
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※幹事なのに「かきにくがとう」の前にシャンパーニュの祭典「ノエル・ア・ラ・モード」でシャンパーニュ飲んでから向かった私です。こちらは最後の一杯にどうしても飲みたかった「ドン ペリニヨン P2-1998」。