日々徒然、読書覚え書 -2ページ目

日々徒然、読書覚え書

独断と偏見著しい、読書日記。
ペンと紙がなくても感想が書ける幸せ。
日々のことも記録したり、しなかったり。

英国貴族の話は、基本的に好き。
暗いけど華やかだから。


ドリアンには誰もがなりえると思う。ずっときれいでいたいと願う。現実世界では心のきれいさは目に見えるものではないから、外見に目を奪われることは当たり前だ。けれど一皮剥いたら、実は恐ろしい自分が存在している。そのことを覚えておきたい。
見るひとが見ればすぐにわかるのかもしれないけど、心なんていくらでもごまかしがきくのだから。彼の最期はこれでもかと汚く、おぞましく、悲しく書かれていた。そうやって死んでいくのが当然だとは言えないけれど、なんだか酷く怖さを感じた。朽ち果てて死んでいくのが人のさだめであり、掟であるのだが…。
心も見目も美しかったドリアンが汚れ、堕ちていく様が見てはいけないものを見ているようで軽く興奮する。

英国ものだとカズオ・イシグロ氏の作品もすき。日の名残とか、私を離さないでも黄金色の日差しの中で読んでいるみたいで。
もちろんマンガでもいろいろ あるよね。日常がファンタジーな国だとどこぞの漫画家さんが言っていた気がする。英国貴族もののマンガだと、エマや黒執事も面白い。黒執事はビジュアルがきれい。服とか、お菓子とかの。それもあって毎回まいかい買ってしまうんだな。ちなみに葬儀屋さんが好きです。
もしドリアン・グレイを漫画化するなら、絵は黒執事作者で!を希望。