>> 嫁
私にとって12月は、長い間、ただの12月でした
記念日や誕生日などのファミリーイベントもなく、ただバタバタとあわただしく過ぎていく年末の1ヶ月
そんな12月が、昨年、2016年に一変しました
私にとって12月は、悲しい記憶の1ヶ月になりました
あの思い出したくもない1月を過ごし、それでも私はSMAPは終わらないと信じていました
いつもと違うスマスマを見ながら、なかなか発表されない新曲を待ちながら、それでも時が過ぎればいつもの私がよく知るSMAPに戻っていくと信じていました
8月、深夜に錦織圭さんの試合を見ている途中で流れたニュース速報、それでも私は現実から目をそらしました
スマスマがメンバー個人の特番や過去映像の放送ばかりになっても、私は平常心でした
そのうち、中居さんが「色々ありましたが、これからもSMAP5人をよろしくお願いします。」とかなんとか、そんな事を言って、このバタバタが全部、そんなこともあったよねってライブMCのネタになるんだと思っていました
12月、最後のビストロの収録がとか、最後の歌唱の収録がとか、紅白は出ないとか、、、その頃やっと、大どんでん返しは起こらないのだと、私も現実を認めざるを得なくなりました
悲しくて悲しくて、いい大人がこんなに泣けるんだと自分でもビックリするくらい泣き暮らしました
メンバーが引退する訳でもなく、アイドルグループがグループとして活動することをやめるだけ、そんな風にはとても思えませんでした
2017年、悲しい気持ちでスタートした1年は、後半、少し、気持ちが盛り返してきました
新しい地図の活動が始まり、『クソ野郎と美しき世界』という2018年に続く楽しみもできました
でも、日付が12月に変わった時、あの悲しい記憶が甦ってきました
個々に活動する彼らの事を私は見ているようで見ていません
私の脳は、個人としての彼らの後ろに残る4人を補完してしまいます
目の前にいる自分を決して認めようとしない私のようなファンの存在を、彼らは寂しく思うのではないかと、心配になります
今、この瞬間の彼らを応援しなければと思う気持ちはあるけれど、それは、私にとってとても難しい話です
悲しみっていつかは消えてしまうものなのかなぁ
あれから1年、、、私の悲しみは消えていません
12月、悲しい日の記憶がたくさんある、1ヶ月が始まります
>> 旦那
来客の準備は終わったの