最近、ネット通販や家電量販店などで、中国メーカーのスマホを見かけることが増えてきましたよね。価格が手頃で、スペックもなかなか良いものが多く、「ちょっと試してみようかな?」と思う方もいるかもしれません。
でも、実際に日本で使うとなると、いくつか気をつけたいポイントがあります。今回は、私が調べた内容をもとに、メリット・デメリットをまとめてみました。
【デメリット編】
🔹セキュリティとプライバシーの不安 一部の中国製スマホには、最初から入っているアプリが多く、位置情報や通話履歴などを収集している可能性があると言われています。さらに、中国の法律では企業が政府に協力する義務があるため、個人情報の取り扱いについて不安を感じる人もいるようです。
🔹OSアップデートが遅れがち UMIDIGIなど一部のメーカーでは、Androidのセキュリティアップデートが遅れることがあり、脆弱性が放置されるケースもあるそうです。長く安心して使いたい方は、アップデートの頻度もチェックしておくと安心です。
🔹サポート体制が弱いことも 日本国内に修理拠点がないメーカーも多く、故障したときに対応が遅れたり、海外に送る必要がある場合も。サポート窓口が日本語対応していないこともあるので、購入前に確認しておくのがおすすめです。
🔹商品情報が少ない・不透明 販売ページにメーカー情報がほとんど載っていなかったり、レビューが偏っていたりすることもあります。複数のサイトで情報を集めて、信頼できるかどうか見極めることが大切です。
【エンティティリストに登録されているメーカーについて】
アメリカでは、国家安全保障上の懸念から、Huawei(ファーウェイ)やHiSilicon(ハイシリコン)などの中国企業が「エンティティリスト(取引規制対象リスト)」に登録されています。2025年にはさらに50社以上の中国企業が追加され、AIや高性能チップの分野での規制が強化されました[3]。
これらの企業の製品は、アメリカ製の部品や技術を使えなくなる可能性があるため、将来的なサポートや互換性に不安が残ることもあります。日本国内での使用に直接影響するとは限りませんが、知っておくと安心ですね。
【メリット編】
🌟価格がとにかく魅力的! 同じスペックのスマホでも、日本メーカーや海外の有名ブランドに比べて、かなり安く手に入ることがあります。予備機として使ったり、子ども用に持たせたりするにはちょうどいいかもしれません。
🌟デザインや機能も進化中 最近の中国製スマホは、見た目もスタイリッシュで、カメラ性能やバッテリー持ちも良くなってきています。SNSや動画視聴、通話など、日常使いには十分という声も多いです。
まとめ
中国メーカーのスマホは、価格や性能面で魅力的な部分もありますが、セキュリティやサポート体制、そして国際的な規制など、気をつけたい点もいくつかあります。購入前にしっかり情報を集めて、自分の使い方に合ったものを選ぶことが大切ですね。