今日、青葉被告に死刑判決が下されました。


青葉被告は恵まれない家庭環境にあり、窃盗での逮捕歴があり、精神を煩い生活保護を受けて生活していた。やがて妄想から京アニへの恨みをもち放火に至り多くの尊い命を奪った。


青葉被告の死刑判決を受けて弁護士を通じて公表された社長のコメントを読みました。


この事件で私が願うこと。


一 事業主の安全配慮義務の徹底。いずれの企業においても非常口の確保は当然ながら、不審者の侵入、火災や自然災害に可能な限り対応した設計や避難訓練を徹底してほしい。


二 精神的疾患の薬物治療について利権を無視してその効果を調査してほしい。素人ながら妄想が服薬の副作用である可能性が少しでもあるなら、投薬はもっともっと慎重にすべきだと思う。


三 生活保護受給者へ専門的な人的支援をしてほしい。生活に困窮する者にとって生活保護は命綱。でも、命綱に縛られる生き方をさせてはいけない。人によるとは思うけれど、今、自治体のケースワーカーには生活保護受給者の人権を尊重する余裕がないように思う。一部のケースワーカーからは、生活保護受給者を蔑み、立ち直る気力を奪ってしまうような対応が見受けられる。ケースワーカーに対する専門的な教育体制や、人的配置をしてほしい。


誰もが希望を持って、安心して働くことができる職場。

明日がくるのが待ち遠しいような今日。

大人がそんな毎日を過ごせるようになることが不幸な事件を防ぐことになるんじゃないかと思う。