昨日のブログに続いて

「正しい行い」について

松本人志さんの性加害疑惑から考えてみます。

 

まず、この事件に関わらず

世の中、危険がいっぱいです。

それをしっかり認識して行動することが正しい行いなのだと思います。

 

ジャニーズの問題もあるけれど、

残念ながら、性的被害は圧倒的に女性が多いのが現実です。

 

私は決して被害にあわれた方に非があるとは思いません。

ただ、こうした被害にあう人を一人でも減らしたいと思っています。

 

被害者は何も悪いことをしていないのです。

だけど、自分の身体と心は自分で守るしかないのです。

 

次に、もし、文春の報道が本当なら、

松本さんたちの行為は絶対に「間違った行い」です。

 

ただ、これも本当に残念ながら世間では

「間違った行い」でも「当然の行い」と捉えられる風潮にありました。

当然の行いは、「正しい行い」として扱われてきました。

 

しかし、時代は変わりつつあります。

こうして、誰かが声を上げることによって変わります。

 

今回の事件について文春の記事が真実でなかったとしても

声を上げたことで世の中が変わります。

声を上げなければ何も変わらないのだと思います。

 

どんな世界でも成功したければ人脈は欠かせません。

何らかの便宜と引き換えに性的関係を強要されることも

少なからずあるのだと思います。

 

人間はそんなに強くありません。

時には見返りを期待して応じてしまうかもしれません。

だけど、それはきっと、一生心に傷を残すと思います。

見返りを期待することと、性的関係に同意することは全く別の気持ちです。

 

声を上げた人を非難する意見もあると思います。

これまでの風潮からすれば、それも当然の流れです。

けれど、勇気を出して声を上げた行為は

私は正しいと思います。

 

私は普段から文春の報道には辟易しています。

特に、芸能人の不倫には全く興味がない。

 

松本さんの事件も事実がなかったのであれば

こうしてブログに書いている私も本当に申し訳ない。

 

だけど、

今回の事件でどのような行為が「正しくない行い」であって

どうすれば「正しい行い」になるのか

芸能界に限らず、社会全体で考える機会になったことは

声を上げた方のおかげです。

 

人間は強くありません。

受けた性被害について声を上げることが

どれほど自分に鞭打つ行為であり、覚悟がいることか、

私たちは人として心に留めるべきだと思います。