先日、とある店にて。
シェフのご自慢の自家製ローストビーフを注文しました。
そこのローストビーフは、とにかく、美味しいのです!
真っ赤な肉はとてつもなく柔らかくジューシーで、深夜にこんなにたらふく食べていいのかっていうほどの恐るべしボリューム。素晴らしいのです。
肉汁に思いを馳せながら、ビーフの到着を待つ間、ドリンクをオーダーすることにしました。
私は正直言うと何か、濃厚でインパクトのあるウイスキーの、ソーダ割りな感じがいいかな、と思ってはいたのですが、何となくこの目の前の女性スタッフの意図に任せてみようという変にやらしい遊び心が出てしまったのです。
「次、ローストビーフに合わせたいのですが、、、何か、ソーダ割りで、オススメのものをいただきたいのですが」
「オススメ、ですか、、、何かお好みはありますか?」
「ん、、お任せします、ローストビーフに合うやつで」
その女性スタッフは、少し悩んでおりました。
髪の毛を後ろで一つに結わいた、小柄で可愛らしい女の子です。
そして彼女は次の瞬間、おもむろに予想外のボトルに手をかけたのです。
EARL GRAY ティーリキュール。
紅茶のリキュールです。
“.................... そこいっちゃった?”
その女性スタッフは、着々と紅茶 リキュールをグラスに注ぎ、ソーダを入れ、レモンを絞っています。
"そうか、そう来たか、、、"
彼女が小さい体で健気にせっせと作っている姿を見てしまうと、もはや固唾をのんで見守る以外すべはありません。
私の目の前に出されたそのアイスレモンティーのソーダ割りは、言わずもがなとても爽やか風味。ティーは、ウーロン茶のように大抵のものに合わないといけない飲み物ですから、ローストビーフに合わないということは、ありますまい。
よもや、「ローストビーフと合うやつ」の意味は、「ローストビーフの旨味を存分に引き出せるやつ」という意味でのオーダーのつもりだったのに!などと問うのは、オカト違いなのです。
彼女はきっと優しくて素敵な女性で、彼女にとってはこのティーリキュールが、あの肉汁したたるワイルドなローストビーフにベストマッチだったのでしょうから。
私は何となく、オウンゴール的な惨敗感にうちひしがれました。
誰にもあたることのできない、後悔の念。
濃厚で、旨味がいっぱい詰まったシェフ特製のローストビーフ。
彼の持つ溢れんばかりの魅力を、予想もつかないステージへと昇華させてあげられるベストパートナーのドリンクを探しあてられるまで、私はまたあの店で挑戦し続けることになりそうです。
シェフのご自慢の自家製ローストビーフを注文しました。
そこのローストビーフは、とにかく、美味しいのです!
真っ赤な肉はとてつもなく柔らかくジューシーで、深夜にこんなにたらふく食べていいのかっていうほどの恐るべしボリューム。素晴らしいのです。
肉汁に思いを馳せながら、ビーフの到着を待つ間、ドリンクをオーダーすることにしました。
私は正直言うと何か、濃厚でインパクトのあるウイスキーの、ソーダ割りな感じがいいかな、と思ってはいたのですが、何となくこの目の前の女性スタッフの意図に任せてみようという変にやらしい遊び心が出てしまったのです。
「次、ローストビーフに合わせたいのですが、、、何か、ソーダ割りで、オススメのものをいただきたいのですが」
「オススメ、ですか、、、何かお好みはありますか?」
「ん、、お任せします、ローストビーフに合うやつで」
その女性スタッフは、少し悩んでおりました。
髪の毛を後ろで一つに結わいた、小柄で可愛らしい女の子です。
そして彼女は次の瞬間、おもむろに予想外のボトルに手をかけたのです。
EARL GRAY ティーリキュール。
紅茶のリキュールです。
“.................... そこいっちゃった?”
その女性スタッフは、着々と紅茶 リキュールをグラスに注ぎ、ソーダを入れ、レモンを絞っています。
"そうか、そう来たか、、、"
彼女が小さい体で健気にせっせと作っている姿を見てしまうと、もはや固唾をのんで見守る以外すべはありません。
私の目の前に出されたそのアイスレモンティーのソーダ割りは、言わずもがなとても爽やか風味。ティーは、ウーロン茶のように大抵のものに合わないといけない飲み物ですから、ローストビーフに合わないということは、ありますまい。
よもや、「ローストビーフと合うやつ」の意味は、「ローストビーフの旨味を存分に引き出せるやつ」という意味でのオーダーのつもりだったのに!などと問うのは、オカト違いなのです。
彼女はきっと優しくて素敵な女性で、彼女にとってはこのティーリキュールが、あの肉汁したたるワイルドなローストビーフにベストマッチだったのでしょうから。
私は何となく、オウンゴール的な惨敗感にうちひしがれました。
誰にもあたることのできない、後悔の念。
濃厚で、旨味がいっぱい詰まったシェフ特製のローストビーフ。
彼の持つ溢れんばかりの魅力を、予想もつかないステージへと昇華させてあげられるベストパートナーのドリンクを探しあてられるまで、私はまたあの店で挑戦し続けることになりそうです。