マスターに甘えて、店に入った高級ウォッカをいただけることに。

名前は、L'ECRIN(レクラン)。
フランス語で「宝石箱」という意味の、プレミアムフレンチウォッカだそう。

冷凍庫でキンキンに冷やされたボトル、淡いピンク色でうっすらシャイニーな感じで、まあ優雅。。。しかも、目の前のカウンターにトンと出された瞬間、冷気がボトルからソワ~っと舞って、まるで美輪さん的高級オーラをまとっての登場っぷりに、一瞬ひるみました。


カクテルグラスにトロンと注がれ、ストレートでいただきます。

一口。
すーっと、なくなった。
驚くほど、スムース。

普段よくいただいている馴染みのあるウォッカ(お手頃価格のもの)と比べると、このレクラン、やはり全然飲み口が違う、ただ者ではありません。
薄くて上品なスカーフがフワッと広がるような、華やかなアルコールの味わいとともに、その純度の高い液体が体内細胞にすーっと浸透していく感じ。



「無味、無臭、無色だから」

高級ウォッカの三大テーマなのだと、マスターが教えてくれました。

原料に様々な穀物が混じれば混じるほど、その穀物の味、匂いなどが出て、くせのあるウォッカになる。
だがこのレクランは、穀物の中でも高級な小麦、しかも、パリ盆地で収穫した高級小麦の中心部分のみを磨き上げ、その後5回も蒸溜するという、雑味を限りなく排除した手間ひまかかった贅沢なウォッカなのです。


高級なものほどくせがないなんて、、、、
でも考えてみたら宝石も高級なものほど混ざりっ気はないし、人間も一流の人ほど余計な装飾はいらないのかもしれません。

常に雑念に悩まされる私。レクランの純度にあやかりたいものです。