密かに気になっていました。
でも、これまで誰も頼む人を見た事がなかったのです。おそらくそのネーミングから声に出してオーダーするにはちょっと恥ずかしいというのもあるのでしょうか。
その名も、パラダイス(楽園)というカクテル。
「それを飲むとパラダイスに行った気分になります」とか、「まさにパラダイスのような」とかいう説明が、よくメニューに書かれていたり。ですがひねくれた私はそれを読むたび思うのです。あなたの知ってるパラダイスって、どんなよ?私の知ってるパラダイスとは同じではないはず、と。
ややこしい女でごめんなさい。
でも、先日、思い直したのです。
もしこのカクテルが、パラダイスの世界共通言語だとしたら。
そしてその味を知らないのだとしたら。
大げさだけど、生きてて損とはまさにこのこと!
ということでまず自分で作ってみることに。
ドライジン、アプリコットブランデー、オレンジジュースを入れ、シェイク。ショートグラスに注ぐ。
新鮮なフルーツの香りが、南国風。なるほど遊暑地のイメージ。
一口いただく。、、、うん、甘くて華やかな感じで、美味しい。
これが、世にいう、パラダイス。
だとしたら、案外そこには誰でも気軽に遊びに行けるのかも。
・・・なーんだ。
その普通度に、テンションが落ちた。そんな誰もが到達出来るところ、私にとってはパラダイスでもなんでもなかったからです。自分で作っておきながら腑に落ちず、しかもこれがそのネーミングをとる程のものだとしたら、なんとも残念極まりない感じがしたのです。
マスター、これってパラダイス?と、試しに一口飲んでもらう。
すると、やはり。安心した答え。
「パラダイスって、難しいんだよね」
そして、今度はマスターがシェイカーを振る。
カクテルは、たとえ入れるお酒の分量が同じだとしても、作る人によって全く違う出来になるんです。美味しいカクテルは、技術はもちろん、色んな意味で厚みのあるバーテンダーにしか作れないものだから。
マスターが作ったパラダイスを、一口いただいてみる。
・・・さっすが。
確実に、私の作ったものとは比にならないほど、上質。美味しい。
なのに次の瞬間、
「んー、ちょっと違った」
自分で作ったそのパラダイス、一口飲んでマスターはそう言い放ったのです。
マスターの中では、これでも納得いかなかったんだ、、、
やっぱり、「パラダイス」は共通言語ではないのですね。
だからこそ、そこにすぐにたどり着ける人とそうでない人がいる。
正直に言うと、私もまだたどり着けない側ですから。
でも、これまで誰も頼む人を見た事がなかったのです。おそらくそのネーミングから声に出してオーダーするにはちょっと恥ずかしいというのもあるのでしょうか。
その名も、パラダイス(楽園)というカクテル。
「それを飲むとパラダイスに行った気分になります」とか、「まさにパラダイスのような」とかいう説明が、よくメニューに書かれていたり。ですがひねくれた私はそれを読むたび思うのです。あなたの知ってるパラダイスって、どんなよ?私の知ってるパラダイスとは同じではないはず、と。
ややこしい女でごめんなさい。
でも、先日、思い直したのです。
もしこのカクテルが、パラダイスの世界共通言語だとしたら。
そしてその味を知らないのだとしたら。
大げさだけど、生きてて損とはまさにこのこと!
ということでまず自分で作ってみることに。
ドライジン、アプリコットブランデー、オレンジジュースを入れ、シェイク。ショートグラスに注ぐ。
新鮮なフルーツの香りが、南国風。なるほど遊暑地のイメージ。
一口いただく。、、、うん、甘くて華やかな感じで、美味しい。
これが、世にいう、パラダイス。
だとしたら、案外そこには誰でも気軽に遊びに行けるのかも。
・・・なーんだ。
その普通度に、テンションが落ちた。そんな誰もが到達出来るところ、私にとってはパラダイスでもなんでもなかったからです。自分で作っておきながら腑に落ちず、しかもこれがそのネーミングをとる程のものだとしたら、なんとも残念極まりない感じがしたのです。
マスター、これってパラダイス?と、試しに一口飲んでもらう。
すると、やはり。安心した答え。
「パラダイスって、難しいんだよね」
そして、今度はマスターがシェイカーを振る。
カクテルは、たとえ入れるお酒の分量が同じだとしても、作る人によって全く違う出来になるんです。美味しいカクテルは、技術はもちろん、色んな意味で厚みのあるバーテンダーにしか作れないものだから。
マスターが作ったパラダイスを、一口いただいてみる。
・・・さっすが。
確実に、私の作ったものとは比にならないほど、上質。美味しい。
なのに次の瞬間、
「んー、ちょっと違った」
自分で作ったそのパラダイス、一口飲んでマスターはそう言い放ったのです。
マスターの中では、これでも納得いかなかったんだ、、、
やっぱり、「パラダイス」は共通言語ではないのですね。
だからこそ、そこにすぐにたどり着ける人とそうでない人がいる。
正直に言うと、私もまだたどり着けない側ですから。