ブラッディーメアリーというカクテル。
血まみれメアリーという名前の由来については、いろいろ言われていますが。
このカクテルは、ウォッカをトマトジュースで割ったもの。
時に、タバスコとか塩こしょうとか、スパイスをかけてスープ感覚で飲んだり。
一昨日の友人の立食形式のウェディングパーティーで、ブラッディメアリーのことを思い出す出来事が。
美味しい料理が参列者によってどんどんたいらげられていく中、一種だけ、誰も手を付けたがらない料理がありました。カウンターの隅っこに、ずっととり残されているそれは、カクテルグラスに小粋にもられた、トマトスープ。
上品なカクテルグラスにスプーンが添えてあって、単純に一口では食べられないから手にとりづらいというのもありましたが、人気のない理由はたぶん、あえて、酒が山ほどあるその場でトマトスープという液体を流し込む必要性がなかったからだったのでは。
急激に、アメリカの禁酒法時代の労働者に思いを馳せます。
その時代の労働者たちは気ままに酒を公の場で飲むことも制限されていました。でも、酒は飲みたい。そこで知恵を絞り、酒にトマトジュースを混ぜることを思いつくのです。ハタ目からはどう見ても酒ではなく、トマトジュース、トマトスープを飲んでいるように見えるから、これだったら堂々と酒が飲める、として、巷で流行っていったのです。
酒を飲むために、トマトジュースを混ぜた歴史。
酒を飲むために、トマトジュースを避ける現代。
あの取り残されたトマトのスープ、もしも、ウォッカが入ったブラッディーメアリー、もしくはジンが入ったブラッディーサムだったとしたら、参列した現代の労働者たちにももっとウケが良かったかしら...
だって、酒を飲みたいという欲求は、時代に関係ないものだし。
少なくとも私はそのカクテルグラスを気軽に手にとって、クイっと飲みほしたはず、と思うのです。
おめでたい席でいつまでもカウンターにとり残されたトマトスープに、哀愁を覚えながら。
血まみれメアリーという名前の由来については、いろいろ言われていますが。
このカクテルは、ウォッカをトマトジュースで割ったもの。
時に、タバスコとか塩こしょうとか、スパイスをかけてスープ感覚で飲んだり。
一昨日の友人の立食形式のウェディングパーティーで、ブラッディメアリーのことを思い出す出来事が。
美味しい料理が参列者によってどんどんたいらげられていく中、一種だけ、誰も手を付けたがらない料理がありました。カウンターの隅っこに、ずっととり残されているそれは、カクテルグラスに小粋にもられた、トマトスープ。
上品なカクテルグラスにスプーンが添えてあって、単純に一口では食べられないから手にとりづらいというのもありましたが、人気のない理由はたぶん、あえて、酒が山ほどあるその場でトマトスープという液体を流し込む必要性がなかったからだったのでは。
急激に、アメリカの禁酒法時代の労働者に思いを馳せます。
その時代の労働者たちは気ままに酒を公の場で飲むことも制限されていました。でも、酒は飲みたい。そこで知恵を絞り、酒にトマトジュースを混ぜることを思いつくのです。ハタ目からはどう見ても酒ではなく、トマトジュース、トマトスープを飲んでいるように見えるから、これだったら堂々と酒が飲める、として、巷で流行っていったのです。
酒を飲むために、トマトジュースを混ぜた歴史。
酒を飲むために、トマトジュースを避ける現代。
あの取り残されたトマトのスープ、もしも、ウォッカが入ったブラッディーメアリー、もしくはジンが入ったブラッディーサムだったとしたら、参列した現代の労働者たちにももっとウケが良かったかしら...
だって、酒を飲みたいという欲求は、時代に関係ないものだし。
少なくとも私はそのカクテルグラスを気軽に手にとって、クイっと飲みほしたはず、と思うのです。
おめでたい席でいつまでもカウンターにとり残されたトマトスープに、哀愁を覚えながら。