「築地部」という、部活動に参加している。
仲間うちでつくられた、定期的に築地のウマいもんを喰らう会。

なんせ、朝が早い。4時半起きだったりする。
本場の築地の男たちは、そんなもんじゃないんだろうけど。

それにしても、‘築地の男’という響きは、勇ましくて好き。
若いお兄ちゃんでも、年いったオヤっさんでも、
‘築地の男’という総称は、かっこいい。
決して抽象的な強さだけでなく、個々のキャラクターがたっていて
荒々しいんだけど、それでいて実は優しい(優しそうな?)とこが、いい。

今回は、部長が車を出してくれて、皆で乗り込む。
部長にとって、何度となくすべらせたであろう築地への道。
総称的に言わせてもらえば、部長もある意味、築地の男だな。
築地にかける情熱とあくなき探究心は猛々しい。
それでいて甘いものをかぶりつく時の幸福感に満ちた眼差しは
まるでうさぎとかリスとかの愛くるしい小動物のように、つぶら。

手慣れた手つきでいつもの駐車場に車を入れると、
部長と部員は、ゆっくりと、かつ迅速に、歩き出す。

魚臭い街、魚臭い通り、魚臭い人。

魚臭いというのは、とっても贅沢なんだ。

スカイ島産の、タリスカーというウイスキーがある。
ごつごつした、男らしい、刺激的なシングルモルトなんだけど、
なぜだか暖かみが感じられる複雑な香りと味わいがあるウイスキー。
男の街には、男の酒があう。
寒いうちにまた築地部が開催されたら、この酒を持参しよう。
築地の男たちに敬意を表して(単純に自分が飲みたいからというのもあるが)。