昨晩の、いつものバーにての風景。
閉店30分前に、ふいに店に現れた一人の女。
年の頃20代後半~30代前半。長身。
正直、特にこれといって美人さんというわけでもなく、
まあ上品な顔立ちではあるが目立った特徴もあるわけではなかったが。
一杯目に注文したのが、ホットグロッグ。
ラムをお湯割りにして、砂糖、レモン、クローブという実とナツメグで香りをつけた
体が温まる一品を、ほぼ無言で一気に体内に流し込む。
その間、時々、片手に映画か演劇か、なんやらアートな感じのパンフレットを眺めつつ。
鑑賞した後に、一人立ち寄ってくれたのか。
次に注文したのが、ロングアイランドアイスティー。
ジン、ウォッカ、ラム、テキーラという4大スピリッツが混ぜ合わさった、
まるで世界征服したような気分になれる(であろう)カクテル。
紅茶を使ってないのに紅茶を飲んでるような、マジカルなカクテル。
彼女は、指されたストローを、絶え間なくすすり...世界を一気飲み。
そして、ラスト、締めの一杯。
「フォアローゼス、プラチナをください。」
フォアローゼス プラチナ。
そのとろけるようなまろやかなバーボンは‘とげのない薔薇’と賛美され、
そのフォアローゼスの中でも、最高級品なのが、このプラチナ。
私はその瞬間、その、特徴のあまりない女について
もっと知りたくなった。
そう思ったら、人間関係を作るってのは、早い。
そういえば、昨年、渡辺淳一先生(失楽園の著者ね)の講演会で
「プラチナ世代の生き方」ってのがあった。
内容はっていうと、シルバーみたいに鈍くて地味ではない、
ゴールドのようにイヤミに派手派手しくもない、
プラチナのように、控えめでいながらも存在感があって
年相応でない年のとりかたをしましょう っていうことだったっけ。
それと通ずるかは別にしても
プラチナというコトダマは、確実に、特別で、上品で、エロを感じる。
フォアローゼズ プラチナのような女だね、なんて言われたら
それはそれは女として最高級な褒め言葉ではないかと思う。
その夜訪れたその特徴のなかったはずの女は、
30分間で3杯という素敵なリズムで酒をあおり、
閉店時間きっかりに席をたち、スマートに店を後にした。
特徴のない女ほど、興味を引く対象になるのか?
薔薇はとげがあるもので、それが一般的には刺激だったりするのだけど、
とげのない薔薇ほど実はもっと奥深い何かがあるんじゃないかと思ったり。
その女が店に入ってきてから出ていくまで、
正直目を離せない存在だったことに、今更ながらふと気づいた。
閉店30分前に、ふいに店に現れた一人の女。
年の頃20代後半~30代前半。長身。
正直、特にこれといって美人さんというわけでもなく、
まあ上品な顔立ちではあるが目立った特徴もあるわけではなかったが。
一杯目に注文したのが、ホットグロッグ。
ラムをお湯割りにして、砂糖、レモン、クローブという実とナツメグで香りをつけた
体が温まる一品を、ほぼ無言で一気に体内に流し込む。
その間、時々、片手に映画か演劇か、なんやらアートな感じのパンフレットを眺めつつ。
鑑賞した後に、一人立ち寄ってくれたのか。
次に注文したのが、ロングアイランドアイスティー。
ジン、ウォッカ、ラム、テキーラという4大スピリッツが混ぜ合わさった、
まるで世界征服したような気分になれる(であろう)カクテル。
紅茶を使ってないのに紅茶を飲んでるような、マジカルなカクテル。
彼女は、指されたストローを、絶え間なくすすり...世界を一気飲み。
そして、ラスト、締めの一杯。
「フォアローゼス、プラチナをください。」
フォアローゼス プラチナ。
そのとろけるようなまろやかなバーボンは‘とげのない薔薇’と賛美され、
そのフォアローゼスの中でも、最高級品なのが、このプラチナ。
私はその瞬間、その、特徴のあまりない女について
もっと知りたくなった。
そう思ったら、人間関係を作るってのは、早い。
そういえば、昨年、渡辺淳一先生(失楽園の著者ね)の講演会で
「プラチナ世代の生き方」ってのがあった。
内容はっていうと、シルバーみたいに鈍くて地味ではない、
ゴールドのようにイヤミに派手派手しくもない、
プラチナのように、控えめでいながらも存在感があって
年相応でない年のとりかたをしましょう っていうことだったっけ。
それと通ずるかは別にしても
プラチナというコトダマは、確実に、特別で、上品で、エロを感じる。
フォアローゼズ プラチナのような女だね、なんて言われたら
それはそれは女として最高級な褒め言葉ではないかと思う。
その夜訪れたその特徴のなかったはずの女は、
30分間で3杯という素敵なリズムで酒をあおり、
閉店時間きっかりに席をたち、スマートに店を後にした。
特徴のない女ほど、興味を引く対象になるのか?
薔薇はとげがあるもので、それが一般的には刺激だったりするのだけど、
とげのない薔薇ほど実はもっと奥深い何かがあるんじゃないかと思ったり。
その女が店に入ってきてから出ていくまで、
正直目を離せない存在だったことに、今更ながらふと気づいた。