あなたの人生は、あなたのものだよ | ー等身大ー

ー等身大ー

ママ・妻・27歳

それぞれの立場で感じるままに

 

昨日やっとアンナチュラルの7話を観たテレビNO1

 

 

先週の予告の段階で

すごい不気味だったから

正直観るのが怖かった。

 

 

まさかまさかの展開に

やっぱり一瞬も目が離せない。

 

ミコトが真っすぐに訴えた

 

”あなたが死んで何になるの?

あなたを苦しめた人の名前を遺書に残して

それがなに?

彼らはきっと転校して名前を変えて

新しい人生を生きていくの。

あなたの人生を奪ったことなんて

すっかり忘れて生きていくの。

あなたが命を差し出しても

あなたの痛みは決して彼らに届かない。

それでも死ぬの?

あなたの人生は、あなたのものだよ”

 

この言葉の重さ。

 

 

事実、そうやって新しい人生を

何事もなかったかのように歩んでいる人がいる。

 

そして届くと思って命を差し出した人もいる。

 

 

よく見かける

いじめによる自殺のニュース。

 

自殺じゃなくて

いじめによる殺人。

でも法律では裁けない。

 

今回もアンナチュラルは

今の世の中にすごく必要な

メッセージを送った。

単なるドラマとは思えないほどに。

 

 

毎回このドラマを見終わると

夫婦でお互いの感想を言い合い

そのときのテーマについて意見し合う。

 

酷いいじめを受けたことなないけど

嫌がらせをされたことは私もある。

 

中学生の私にとってその出来事は

とてもストレスで学校に行くのが

嫌だと思ったことも正直あった。

その相手を恨んだ。

でも休むことはしなかった。

負けた気分になるのが嫌だったから。

他に支えがあったから。

 

 

だから今回のいじめのシーンは

観ていて相当きつかった。

 

 

今は2歳の娘も

あと数年すれば小学生になる。

 

集団生活に入れば

いじめに遭遇する可能性は大いにある。

 

加害者にも被害者にもなってほしくない。

見て見ぬふりをするような人間には

もっとなってほしくない。

 

学生にとって

学校という場所は自分の世界のすべて。

 

部活、友人関係、恋愛。

その時はそれが人生のすべてになる。

上手くいっていたら

学校に通うのがとてつもなく楽しくて

何かトラブルや悩みがあると

途端に苦痛な場所になる。

 

学校以外にも

もっと他の世界もあるよって

大人がどれだけ言ったって

きっと彼等にはその意味が伝わらない。

 

私も実際

学生生活は学校がすべてだと

思い込んでいたから。

 

 

いじめに関して

親が介入することは難しいし

見つけることはさらに困難かもしれない。

 

今回のドラマで描かれていたように

ニュースでもよく話題になるように

見て見ぬふりをする教師がたくさんいる。

中には真正面から問題に向き合い

助けてくれる立派な教師もいるけれど

そんな先生がずっと担任だという確率は低い。

 

 

日常で親が子に対して

どんな教えをするか。

 

いま私が主人と

いろんなテーマで意見し合うように

娘とも向き合って話す時間を

これから先

家族で作っていこうと思う。

 

 

仮に娘がいじめにあったとして

 

『どうせ親に言っても』

『心配させるだけだから隠しておこう』

 

そんな風に思ってしまわないためにも

 

嬉しいことや楽しいことはもちろん

辛いことや悩みなど

自分の弱さも見せれる

そんな親になりたいと心から思った。

 

パパ、ママにだったら!

 

そう思ってもらえるような

信頼関係を構築していきたい。

 

最後の支えになりたい。

 

 

 

娘がどんな個性をもった子になるのか

学生生活はどんなものか

 

全く想像がつかないけど

 

娘はこうだから!こういう性格だから!

 

と決めつけないで

彼女の考えや価値観を

しっかり聴いて受け止めて

寄り添っていきたい。

 

 

娘の数年後まで

考える機会を与えてくれた

アンナチュラル7話。

 

いじめに悩んでる子

いじめに加担してる子が

このドラマをきっかけに

何かが変わってくれたら

 

それを強く強く願う。