夜になると昼間に刺さった棘を抜く。

サイズは大きいのから
小さいのまであるけど。

最近刺さる痛さにも慣れてきたよ。

でもあえて何個か抜かない棘がある。

自分を戒めるためだし。

あなたを忘れないため。

もしいつか聞けたら聞いてもいいかなぁ?

あなたにも刺さっていたのかなぁ?

僕の棘ひとつでも。

刺さっていたのかって?

それでもし刺さっていたのなら。

どうか抜かないで欲しい。

僕を忘れないで欲しいと。