殺 し 屋
プ ー ン
今回はルパン3世第1シリーズ第9話「殺し屋はブルースを歌う」のプーンです。
彼は殺し屋で峰不二子の元パートナー。任務遂行中にミスをした不二子をかばったため、組織を追われる。
その後、ルパン一味に加わった不二子と数年ぶりに再会する。この時、彼女はプーンの流れ弾に当たり負傷。ルパンとの取引を有利に運ぶため、心ならずとも傷ついた不二子を人質にする。
一方、ルパンと次元は不二子救出のためプーンがいる山小屋へと向かう。奇策を講じて不二子を奪還するルパン。
が、その背後を狙うプーンがいた。それに気づいた不二子の銃が、プーンを捉える。
不二子と元の鞘へと目論んでいたプーンだったが、皮肉にも彼女の銃弾に倒れるのであった。
と、なんとも悲劇的なプーンの顛末。
でも、彼の出で立ちや、話中わずかに描かれているストイックな生き方、不二子への愛惜などに男のロマンを感ぜずにはいられない。
しかし、この話には、一つだけ納得しないところがある。タイトルは「殺し屋はブルースを歌う」だが、プーンが歌うシーンはまったく無い。
だが、プーンの生涯がまるでブルースのようだったということは誰もが納得するところかもしれない。
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