こんにちは
投資初心者ワーママが、投資や生活を楽にする情報を自分の体験から発信しているブログです。ご覧いただきありがとうございます
子供の頃から、毎日家でニュースを見るのが日課でした。
ニュースを通じて世の中のことを良く知ることで、家族を守ったり、未来を予測して、よりよい人生を送ることができると考えていました。
でも、この情報があふれている社会で、ニュースを追い続けていると、なんだか疲れる…そんな風に感じていたときに、ロルフ・ドベリさんの「News Diet ニュースダイエット」という本に出会って、すごく納得したので、紹介したいと思います。
1.ニュースダイエットとは
2.ニュースは体に毒になる?
3.ニュースを見るとバカになる?
4.倹約すべき唯一のものは時間
ニュースダイエットとは
「ニュースを断つ」もしくは減らすことで、無駄な時間の消費やストレスを減らし、よりよい人生を手に入れようという考え方。
ニュースのほとんどは、自分の能力の輪の外にあり、自分がコントロールできないもの。
コントロールできないものについての心配をするより、「自分のできること」をしようということをこの本は提唱しています。
ニュースは体に毒になる?
私達は、生き残ってきた動物の習性として、生命の危機、つまり悪いニュースにより強く反応するようにできています。
その習性を利用して、心配性の私達がより視聴したくなるようなショッキングなニュースをメディアが提供しつづけるので、私達はニュースを消費することで、ストレスにさらされる状況になるのです。
たとえば、あなたが飛行機に乗らなくてはいけない状況で、ニュースで悲惨な飛行機事故現場の映像を見てしまった場合、飛行機に乗っている間ずっとストレスを感じつづけることになるでしょう。
その飛行機が事故とは全く別の会社で、全く違う航路のものだったとしてもです。ニュースを見なかったら、あなたはリラックスして飛行機の旅を楽しんだかもしれません。
必要な情報は自分で調べられる時代に、わざわざニュースを見てストレスを抱える必要はないのです。
ニュースを見るとバカになる?
たいていのニュースは重要度の評価を間違えており、より感情を揺さぶることで注意をひきつけようとします。
たとえば、最近では、特別給付金4630万円を一人の男性に誤送金したニュースや、知床の観光船沈没事故のニュースがありました。
ニュースでは、誤送金された男性が振り込まれたお金をオンラインカジノで使ってしまった「とんでもないやつ」であることや、観光船の運行会社の社長の土下座やピントの外れた受け答えにフォーカスを当てて、視聴者を「怒り」の感情で揺さぶりました。
でも、本当に重要な、何故その問題が発生したか、今後どうやって再発を防ぐか、というリスクマネジメントの問題は小さくしか取り上げられないですよね。
こういったニュースを繰り返し見ているうちに、私達自身の脳の中も、誤った思考回路が定着していくのです。
倹約すべき唯一のものは時間
アメリカのデータなので、日本の場合は少し異なるかもしれませんが、1日にテレビのニュースを見たり、スマホでニュースサイトをチェックする時間は、1日58分〜96分とのこと学歴の高い人ほど、1日のニュース消費時間は長いそうです。
この時間は1年では、1ヶ月に相当します。それだけの時間を他のものに費やしたとき以上のものを、ニュースから得られているでしょうか?
私も試しにyahooを見るのを止めて、NHKのニュースアプリの通知も止め、GoogleのDiscover(Googleのトップ画面でおすすめ記事を表示してくれる機能)を止めてみました。アメブロとTwitterが貴重な情報源
それだけでも、とっ散らかった頭の中が静かになり、不快な気持ちになることが少なくなったなあと感じます。
気持ちが疲れているなーと感じる方、ニュースダイエット、試してみる価値はあると思います
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