こんにちは
投資初心者ワーママが、投資や生活を楽にする情報を自分の体験から発信しているブログです。ご覧いただきありがとうございます
女帝と言っても、ボスママ友とかの話ではなく正真正銘の女帝の話です。
今、コテンラジオ(歴史を面白く学べるラジオ)を聞くのにハマっていて、マリアテレジアVSフリードリヒ大王のくだりが面白すぎて、中学生以来何十年前の世界史を勉強しはじめました。
そこで勉強した女帝の生き様がすごいと感動したので、皆様と分かちあうべくブログに書いてみます。
1.夫への愛がすごいマリア・テレジア
2.夫を利用して捨てるエカチェリーナ2世
3.夫を持たないエリザベス1世
夫への愛がすごいマリア・テレジア
男子が生まれなかったため、ハプスブルグ家の跡継ぎとなったマリア・テレジア。
なんと、この時代の高貴な身分の人としては珍しい恋愛結婚なんです
夫となるフランツ・シュテファンとの出会いは、マリア・テレジアが5歳くらいのとき。優しいお兄さんだったフランツに一目惚れそこから十数年後、二人は結婚します。
結婚後、ラブラブだった二人は、ここから20年間で16人の子供を授かります。このうちの一人が「ベルサイユのバラ」でご存知のマリーアントワネットです。
フランツには戦いや政治の才能がなかったため、マリア・テレジアは、ほぼ、妊娠しているか出産したての体の状態で、政治や戦争の指揮をとり、国を守ります。ここで、夫への愛が冷めないのがすごくないですか?
そして、夫を神聖ローマ帝国皇帝フランツ1世に出世させます。
マリア・テレジア48歳のときに、フランツが急逝すると、マリア・テレジアは寝室の壁とカーテンを灰色にし、華やかなドレスは全て周囲の人々に分け与え、死ぬまで黒い喪服で過ごしました。
初恋を貫き通したマリア・テレジア、素敵ですよね
夫を利用して捨てるエカチェリーナ2世
夫への愛という視点では、正反対なのが、ロシア皇帝エカチェリーナ2世です。
のちにエカチェリーナ2世となるゾフィーは、ドイツの下級貴族の娘として生まれました。
ゾフィーはロシア帝国の皇后になることを夢見て、どうにかこうにか皇太子候補であるピョートルと結婚します。
ピョートルは皇太子となりますが、遊んでばかりで政治にも興味はなく、妻であるエカチェリーナを愛しませんでした。
そんな中、エカチェリーナは側近と恋仲になり、妊娠しますここですごいのが、皇帝だったエリザベートです。立場的には姑ですね。エリザベートとピョートルは親子ではないですが。
ピョートルに見切りをつけていた皇帝エリザベートは、「皇太子妃が子を産みさえすれば(誰の子でも)良いのです」と見てみぬふりで、エカチェリーナの子供を跡継ぎとして育てます。
エリザベートが亡くなり、ピョートルが皇帝となりますが、ピョートルが行うのは、国益に反する行為ばかり。人望を集めていたエカチェリーナは、クーデターを起こし、みずからがロシア皇帝となることを宣言します
ピョートルは、幽閉され、その1週間後に(家来に押さえつけられたことがもとで)亡くなります。
国を守るためには、血も涙もないエリザベートとエカチェリーナの2人の女性の決断力がすごいですよね。
夫を持たないエリザベス1世
エリザベス1世は、生涯夫を持ちませんでした。
自分の母親のアン・ブーリンが父親である国王に処刑されたトラウマもあったのかもしれません。愛人と噂される人はいたようなので、男性が嫌いとかではないようです。
もちろん、オーストリア大公、スウェーデン王、フランス皇太子など、列強の国々から結婚の申込みは多数ありましたが、あえてあいまいな返事して気を持たせることで、どこからも攻め込まれないようにする、という戦略もあったでしょう。
現代と同じように独身を貫くと、結婚をやたらと勧める人、世継ぎを産むことこそが一番大事な仕事であると言ってくる人がいたわけで。
そんな人々にエリザベスは左手に王の指輪をつけて言うのです。
「私はすでに結婚しております。この指輪はイングランドと結婚したあかしです」
「あなたがた国民のひとりひとりが、私のこどもです」
と。
そして一生を国と国民のために捧げました。ちなみに、今のエリザベス女王はエリザベス2世、エリザベス1世と同じ25歳で即位しています。
三者三様の愛のカタチが、興味深いですよね。あなたは誰に共感しましたか?
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