こんにちは
投資初心者ワーママが、投資や生活を楽にする情報を自分の体験から発信しているブログです。ご覧いただきありがとうございます
「有事の金(きん)」という言葉をご存知でしょうか。ゴールドは世界中のどこであっても普遍的に価値を持つため、紛争などの有事の際には、株式から安全資産であるゴールドにお金を移す動きが見られる、ということです。
私が保有している米国株は一時的に大きく下がり、ゴールドのETFが大きく上がるという現象が見られたので、なるほどこのことか、と思いました。
↓ゴールドの価格チャート
日本でも、ゴールドの価格が上がり、家にあるゴールドのネックレスを売りに行く人が続出しているというニュースをやってましたね。ゴールドに興味を持つ人も多くなったのではないかと思い、ゴールドの買い方や、リスク分散としてのゴールドの保有について書いてみます。
ゴールドの買い方
ゴールドの持ち方には、現物(金の延べ棒)を買う、証券会社などの純金積立サービスを利用する、ETFで買うという方法があります。
金の延べ棒を家で保管するなんて、子供のいる我が家ではどう考えても無理!ですし、貸金庫借りるほどお金があるわけでもないので、私はETFでゴールドを所有しています。
ゴールドのETFというのは、ゴールドの価格に連動する投資信託です。
盗難リスクもありませんし、他のETFと一緒に管理ができるのが良いところですが、ひとつ注意する必要ところがあります。ゴールドのETFは、日経225やS&P500などのETFに比較して、かなりマイナーです。現物と違って売りたいときに売れない可能性がありますので、「純資産総額」「出来高」が大きいものを選びましょう。
私は、1326 SPDRゴールド・シェアを持っています。
↓ETFのチャート、当たり前ですがゴールドの価格と連動します
リスク分散としての保有
ゴールドは、株と異なり配当金はありませんので、持っているだけでは利益を生み出さないです。価格が低い時に買って、高い時に売るから利益になります。なので、平時に買っておいて、現在のようなゴールドの価格が高くなるタイミングで売る、を繰り返すこともひとつの方法かと思います。
私は、そのような方法は取らず、リスク分散として保有し続けるということを考えています。その理由は2つです。
ゴールドは世界中で普遍的な価値を持ちますので、物の値段があがるときは、連動して上がります。つまりインフレ対策になるということです。
株価が下がるタイミングでは、ゴールドの価格が上がることが多いです。つまりポートフォリオ全体の下落を和らげるクッション材としての役割があります。
また、ゴールドは有限で、採掘可能な量は残りプール1杯分という説もあり金のプールで泳ぐことを想像してしまう…、ハイテク技術にも使用されているので、個人的には、今後価格があがる可能性にも期待しています。
デジタルゴールドと呼ばれる仮想通貨は?
ビットコインも有限かつインフレに連動するため、「デジタルゴールド」と呼ばれています。今回、ゴールドと同じような動きとなるか注目されていましたが、結局株価と連動して下がり、まだ「安全資産」と見なされていないことがわかりました。
↓ビットコインのチャート
個人的には、数年後には現物資産としての価値が上がるのではないかと期待し、仮想通貨にも分散していこうと考えています。
ゴールドが少し身近に感じられましたでしょうか?私も以前は、家に金庫があるお金持ちが金の延べ棒を隠し持っているイメージでしたが、ETFで保有できると知ってからずっと身近に感じられるようになりました。ゴールドに興味を持たれた方に少しでもお役に立てれば嬉しいです
↓ゴールドといえば高橋ダンさんですね。私も最初この人の本を読んでゴールドのETFを購入することを決めました。